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エーバランス Research Memo(6):2020年6月期は事業転換の過渡期、VSUN次第で上振れの可能性も(2)

2019/10/30 15:06 FISCO
*15:06JST エーバランス Research Memo(6):2020年6月期は事業転換の過渡期、VSUN次第で上振れの可能性も(2) ■Abalance<3856>の成長戦略 2. 中期経営計画について 中期経営計画(2019年6月期~2021年6月期)は、2018年8月に公表している。同計画の業績目標値に関しては、VSUNが連結業績に影響する可能性があるため、今後の中長期的な見通しは検討を進めていく方針となっているが、成長戦略は2020年6月期の事業方針と整合したものとなっている。 3. VSUNの成長性について VSUNは2015年に創業した太陽光パネルメーカーで、日本人の技術指導を受けながら性能や品質、信頼性の向上を図り、競争力を強化してきた。主に欧州向けの販売拡大で成長し、2018年4月にはベトナム政府からハイテク企業賞を受賞、製造能力は2019年に600MW/年に昇り今後も生産能力を拡大する見込みだ。また、2019年8月公表のBloombergNEF(BNEF)において、Tier1 Module Maker Listにラインクインされた。ベトナム・ホーチミンでの発電事業等が寄与することにより、BNEFの評価基準を満たした結果であり、多くの金融機関等に活用されている情報ベンダーとしてのBNEFレポートにおけるTier1グレードへの認定は、VSUNが世界標準ブランドとして評価されたことを示す一つの証左といえる。 今後はベトナムを中心とした東南アジア諸国やインド、中東、米国での販売も強化していく方針だ。ソーラー発電プロジェクトに基づく受注が相次いでいることから、生産能力の拡大も検討している。 連結又は持分法適用関連会社としてAbalanceグループ連結業績に組み込まれた場合には、グループインした時点での出資持分に応じた業績反映が見込まれる。また、将来はベトナム証券市場への上場も目指しており、今後の事業展開が注目される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《MH》
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太陽光発電システムなどグリーンエネルギー事業が主力。太陽光パネル製造事業、IT事業なども手掛ける。太陽光パネル製造事業は堅調。米国向けパネル販売は底堅い。売上原価は減少。24.6期1Qは大幅増益。 記:2024/02/25