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ハイパー Research Memo(3):Windows7サポート終了の特需発生

2019/10/18 15:03 FISCO
*15:03JST ハイパー Research Memo(3):Windows7サポート終了の特需発生 ■ヒストリカルな収益動向 設立以来、ハイパー<3054>は着実に成長を続けてきた。しかし、おおむね30年に達する社歴の中で、異常値と言える決算を2回経験した。1回目は世界が金融恐慌に陥ったリーマンショックのときだが、ビジネスニーズは日々発生しており、小口・低価格・即納という同社の特徴が恐慌に対して強みを発揮したため、傷口は比較的浅かったと言える。2回目は2014年4月のWindows XPのサポート終了に伴う特需の発生とその反動減である。Windows XPの後継システムが販売されているにもかかわらず、サポート終了ぎりぎりまでXPを使用していた法人が多く、2013年−2014年で大きく需要が伸び、そして反動の影響が2016年まで続いた。特需がなければ業績は順調に推移していたと言うことができるものの、このときは2期連続の営業減益となった。2017年12月期から業績は回復、セキュリティ製品中心にストックビジネスも伸びてきたが、2020年1月にWindows7のサポートが終了することになった。足元、サポート終了へ向けて再び特需が発生しつつあり、3回目のイレギュラー決算になるかもしれないと懸念されている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《ST》
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法人向けPC、周辺機器、ソフトウエア等の販売を行うITサービス事業が主力。即納体制が強み。アスクルの代理店業務、就労移行支援事業も手掛ける。ソリューション営業、ストックビジネスの強化などに取り組む。 記:2024/10/11