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アルファ Research Memo(1):創業100周年の2023年3月期に売上高70,000百万円を目指す

2019/7/10 15:21 FISCO
*15:21JST アルファ Research Memo(1):創業100周年の2023年3月期に売上高70,000百万円を目指す ■要約 アルファ<3434>は、車載用・住宅用電子キーシステム、コインロッカー等を手掛ける総合ロックメーカー。 1. 2019年3月期業績 2019年3月期業績は売上高60,344百万円(前期比2.2%増)、営業利益3,215百万円(同0.1%増)、経常利益3,291百万円(同5.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,139百万円(同5.7%増)となった。自動車部品事業では国内が主要得意先の生産台数減少等で減収となり、これをアジアの増加や欧州の実質増収で補い、ほぼ横ばいの1.2%増収を確保したが、利益面では北米での原材料費及び固定費の増加等をアジアの好調などで補えず2.8%営業減益となった。一方、セキュリティ機器事業は戸建て向け電気錠などの売上が好調で、海外での生産効率化もあり利益面は15.7%の営業増益となった。 2. 2020年3月期業績見通し 2020年3月期通期の連結業績は、売上高63,000百万円(前期比4.4%増)、営業利益3,150百万円(同2.0%減)、経常利益3,150百万円(同4.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,150百万円(同0.5%増)を見込む。 3. 創業100年に向けた新中期経営計画「MP2022」策定 同社は2023年の創業100周年に向け2023年3月期に売上高70,000百万円、営業利益率6%以上目指す新中期経営計画「MP2022」を策定した。新中期経営計画では量的拡大を目指すと言うよりも、グローバル競争が激化するなかで、「新事業・新商品開発」を基本方針のトップに位置付けるとともに、収益基盤の強化による安定収益確保を目指し、これらの実現のための人材育成に取り組み、次の100年に向けての種まきの時期とする計画である。 ■Key Points ・2019年3月期は自動車部品事業の伸び悩みをセキュリティ事業でカバーし微増収微増益確保 ・2020年3月期は4.4%増収ながら4.3%経常減益予想は米中貿易摩擦や自動車関税問題などの影響 ・100年企業を目指し新中期経営計画「MP2022」を着実に実行へ (執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) 《YM》
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自動車キーセットが主力。売上の3割が日産向け。住宅用・産業用ロックも。24.3期3Q累計は客増産を受けて自動車用が回復。住宅用ロックやロッカーシステムの受注も堅調で二桁増収・大幅増益に。配当性向3割目安。 記:2024/04/15