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エヌ・シー・エヌ Research Memo(1):安心・安全な木構造を普及、独自の木造建築用の建築システム「SE構法」

2019/7/9 15:41 FISCO
*15:41JST エヌ・シー・エヌ Research Memo(1):安心・安全な木構造を普及、独自の木造建築用の建築システム「SE構法」 ■要約 エヌ・シー・エヌ<7057>は、木造建築の耐震性を確保するための高度な構造計算を事業化するとともに、構造計算された耐震性の高い木造建築を実現するための同社独自の建築システムである「SE構法」を、工務店を中心としたSE構法登録施工店ネットワークを通じて提供する。 1. 2019年3月期の業績概要 2019年3月期の連結業績は、売上高6,516百万円(前期比7.1%増)、営業利益261百万円(同41.6%増)、経常利益316百万円(同38.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益242百万円(同43.4%増)だった。従来の会社計画であった売上高6,510百万円、営業利益204百万円、経常利益257百万円、親会社株主に帰属する当期純利益183百万円からそれぞれ上振れての着地となり、売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新している。ROE(自己資本当期純利益率)は17.7%となっている。 2. 2020年3月期の業績見通し 2020年3月期業績見通しについては、売上高6,935百万円(前期比6.4%増)、営業利益285百万円(同9.3%増)、経常利益349百万円(同10.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益261百万円(同7.8%増)を計画している。引き続き、住宅分野、非住宅分野での事業拡大や一次エネルギー消費量計算サービスの展開を進めて業界全体における同社のシェア拡大に努める。CAGR(年平均成長率:2017年3月期から2020年3月期にかけての年平均成長率)は、売上高5.6%、経常利益28.9%となる。 3. 高付加価値の住宅ブランド「重量木骨の家」 「重量木骨の家」とは、SE構法を使用した高付加価値住宅ブランドであり、地域の気候や環境を熟知した地域密着の工務店・住宅会社に設計・施工を依頼するメリットと、第三者機関による現場検査、完成保証、長期優良住宅認定等の性能・品質・保証を併せ持つ家である。520社を超えるSE構法登録施工店の中でさらに65社(2019年3月末現在)を選抜した優良工務店を「重量木骨の家 プレミアムパートナー」と認定している。このプレミアムパートナーが建てた家の総称が「重量木骨の家」であり、プレミアムパートナーにはSE構法の研修を行うとともに、厳しい審査がある。 ■Key Points ・2020年3月期増収増益見込みも会社計画は保守的 ・資産1億円以上の富裕層は126万世帯超え ・国は公共建築物の木造化を促進 (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《SF》
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独自の木造建築用耐震設計システムをを工務店などに提供。建築部材販売や省エネ計算も。24.3期3Q累計は柱の住宅向けが足踏み。注力中の非住宅向けが好調も補えず。中計では26.3期に営業益6.5億円を目指す。 記:2024/04/10