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サムティ Research Memo(7):2019年11月期も高い業績水準が継続する見通し

2019/2/20 15:17 FISCO
*15:17JST サムティ Research Memo(7):2019年11月期も高い業績水準が継続する見通し ■業績見通し 2019年11月期の業績予想についてサムティ<3244>は、売上高を前期比2.0%増の86,000百万円、営業利益を同6.9%増の15,000百万円、経常利益を同11.7%増の13,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同6.0%増の9,000百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。大幅な業績の伸びを記録した前期に比べると、販売戸数の反動減等により緩やかな増収率にとどまるものの、高い業績水準が継続するとの見方が妥当である。 売上高は「不動産事業」及び「不動産賃貸事業」がおおむね横ばいで推移する一方、「その他の事業」がホテル事業の拡大により増収に寄与する見通しである。客室稼働率が高水準で推移するなか、前期に開業したホテルが期初から貢献することに加え、今期の開業予定分※による業績の上乗せを見込んでいる。なお、「不動産事業」における販売計画については、開発流動化が14件、再生流動化が41件、投資分譲が93戸(2棟)を想定している。 ※前述のとおり、開発を進めてきた大阪(大阪市西区)及び京都(京都市下京区)の2物件が開業予定となっている。 また、利益面についても、前期における一過性コスト要因(「ピエリ守山」の売却に伴う費用やホテル改修工事等)の解消等を含め、全般的な取引採算性の向上により増益を確保するとともに、営業利益率も17.4%(前期は16.7%)と更なる改善を目指す方針である。 弊社では、好調な外部環境(不動産市況)や内部要因(開発パイプラインの状況やホテル開発事業の順調な立ち上がり等)等を勘案すると、同社の業績予想の達成は十分に可能であるとみている。また、販売価格の前提については、市場実勢に比べて保守的な水準となっている可能性があることから、前期同様、販売価格の上振れによる影響にも注意が必要である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
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総合不動産会社。不動産開発事業、収益不動産等の取得・再生・販売を行う不動産ソリューション事業、ホテル賃貸・運営事業等を展開。保有・運営ホテルの稼働率は回復傾向。25.11期営業利益350億円以上目標。 記:2024/05/08