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ティーライフ Research Memo(1):健康、美容カテゴリーで差別化された商品展開

2018/12/20 15:21 FISCO
*15:21JST ティーライフ Research Memo(1):健康、美容カテゴリーで差別化された商品展開 ■要約 ティーライフ<3172>は、1983年8月に緑茶のティーバッグ加工と通信販売を目的として静岡県榛原郡金谷町(現在は島田市)にて創業した。現在は、企画メーカーとして加工業で得た技術や商品調達力を生かした独自の商品開発を推進し、「いつまでも健康、いつまでもキレイ」をスローガンに掲げ、健康茶、健康食品、化粧品を柱に、インターネットやカタログによる通信販売業を専業として展開している。 1. 2019年7月期第1四半期業績は増収増益で経常利益の進捗率は34.7% 2019年7月期第1四半期(8月-10月)決算は、売上高が2,101百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益は107百万円(同207.9%増)、経常利益は122百万円(同152.0%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、71百万円(同53.6%減)で着地した。2018年8月に(株)Lifeit(ライフイット)を子会社化したことにより、売上高は伸長した。また利益面については、前年同期においてコラムジャパン(株)の吸収合併に伴い、同社から引き継いだ税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産の計上により法人税等が一時的に減少しており、法人税等が前年同期に比べて増加したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少となったものの、卸売事業で低原価率の商品の構成比が増加したことなどにより、営業利益・経常利益は大きく増加している。通期計画に対する第1四半期経常利益の進捗率は34.7%となり、順調な滑り出しとなった。 2. 成長投資先行で2019年7月期は増収・減益予想 2019年7月期通期計画については、売上高が8,571百万円(前期比17.6%増)、経常利益は352百万円(同25.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は257百万円(同39.1%減)とする従来計画を据え置いている。積極的な広告費の投下などの先行投資により2ケタ減益を見込む一方で、プロパティ事業の伸びや海外売上の拡大、子会社化したLifeitとの相乗効果により2ケタの増収を見込む。 成長に向けた先行投資から減益を見込んでいるものの、加えて足元の経済状況を勘案したところがあるため、通期計画は保守的であると映る。同社製品は健康や美容に特化した製品であるため、一般的な嗜好品とは違い、景気後退等の影響は受け難い商品構成となる。 3. パーソナルなコミュニケーションに強み、顧客とのふれあいから生まれる持続的成長 同社は新商品開発については顧客ニーズを吸い上げる力があり、これが同社の強みでもある。同社には顧客から毎日100通程のお便りが届き、顧客からの商品に対する喜びの声の他、商品改良等に結び付けている。同社では社長・役員を含めて日々、ハガキに手書きで返事を書き、真摯に電話対応を行っている。より顧客に満足してもらえる商品の開発やサービスの提供に活用することにより、長期にわたって顧客を囲い込むことができている。 ■Key Points ・健康、美容カテゴリーで差別化された商品のネット通販 ・プロパティ事業が伸長、Lifeitとの相乗効果で2ケタの増収を見込む ・顧客とのふれあいから生まれる持続的成長 (執筆:フィスコ客員アナリスト 若杉篤史) 《HN》
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メタボメ茶などの健康茶、健康食品、化粧品等の通信販売を行う小売事業、生活雑貨や食品等の卸売事業が柱。静岡県島田市に本社。プロパティ事業も。EC領域で販促拡充。プロパティ事業は袋井センター等が安定稼働。 記:2024/08/02