マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 14:05:35
15,185,933
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:消費増税で浮上!キャッシュレス銘柄[第2弾]アップデート版

2018/10/26 14:25 FISCO
*14:25JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:消費増税で浮上!キャッシュレス銘柄[第2弾]アップデート版 皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。 『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。 安倍首相は10月15日、来年10月に消費税率を現行の8%から10%へ引き上げる方針をあらためて表明しましたね。8月の本連載では、『キャッシュレスが進む世界、取り残される日本』と題して、キャッシュレス関連銘柄に言及していますが、今回の消費増税の方針を受けて、再度キャッシュレス関連銘柄をアップデートし迫りたいと思います。 ■増税でなぜ、『キャッシュレス化』が注目? 税率引き上げによる景気の悪化を防ぐため、軽減税率の導入や財政出動、公共投資による「国土強靭化」の推進にも言及がありましたが、株式市場で注目されているのが「ポイント還元」です。これは、中小の小売店を対象に、クレジットカード及びモバイル搭載の電子マネーなどの利用によるキャッシュレス決済で、ポイントを還元しようというものです。 中小企業や小規模店舗のシステム対応などに絡んで実現には紆余曲折がありそうですが、実現となればクレジットカード・モバイル決済、クレジットカード端末機、現金チャージ機器分野での新規需要の発生が期待されるのです。 ■キャッシュレス化関連銘柄への資金流入 これを受けて、株式市場では、キャッシュレス化の関連株として、インテリジェント ウェイブ<4847>が大幅上昇したことも、キャッシュレス化への期待が高まっている一例でしょう。経済産業省が4月に策定した「キャッシュレス・ビジョン」で、電子マネーやクレジットカードを使ったキャッシュレス決済比率を2025年までに約4割へと引き上げる目標を設定したこともあり、電子決済・キャッシュレス関連銘柄はテーマ性を膨らませてきそうです。 ■『キャッシュレス化』関連銘柄の動き そこで、実際に、『キャッシュレス化関連』の銘柄に焦点を当ててみましょう。 メディアシーク<4824>は、QRコードやバーコードの読み取りアプリを手掛けており、直近ではRPA(業務自動化)関連としても注目されています。なお、19年7月通期の営業損益予想は黒字に転換の見通しです。 キャッシュレス関連の一角であるネオス<3627>は、子会社がソースネクスト<4344>の「ポケトークW」の製造を受託したと発表したことで、話題となっています。19年2月期第2四半期では、経常利益が黒字に浮上しています。 また、サインポスト<3996>は、今月17日、同社が開発したAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を使い、JR赤羽駅ホーム上にて実証実験を開始すると発表しました。19年2月期第2四半期では、経常利益が前年同期比21.0%増となっています。 そのほか、業績に注目して見てみると、ビリングシステム<3623>は、18年12月期第2四半期の連結経常利益が前年同期比2.5倍に、オプトエレクトロニクス<6664>は、18年11月期第3四半期の連結経常利益が同比59.4%増となっています。 ヴィンクス<3784>は、18年12月期第1四半期の連結経常利益が同比3.3%増となっています。今年2月に無人小売店向けの技術開発でパナソニック<6752>と業務提携すると発表しており、今後の業の成長が期待されます。 直近、急騰局面がみられた、インテリジェント ウェイブ<4847>は、19年6月通期は経常利益が前期比56.9%増に拡大する見通し。ICタグで高シェアを誇る、野崎印刷紙業<7919>は、19年3月第1四半期では、連結経常利益が前年同期比2.8倍となっています。 このように、キャッシュレス関連の銘柄には、黒字浮上や業績拡大・黒字見通しなどの銘柄が多く、テーマ性だけではなく、業績面からみても面白いと言えそうです。 (その他の代表的なキャッシュレス化関連の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。) 次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。 ※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。 (フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子) 《HH》
関連銘柄 10件
3623 東証グロース
1,469
11/22 15:30
+29(2.01%)
時価総額 9,643百万円
収納代行やクイック入金、スマホ決済サービスPayBなど決済支援事業が主力。学費収納管理システム、キャッシュレス決済端末販売も。配当性向30%以上目安。クイック入金、デイリー口座振替など既存サービスを強化。 記:2024/10/24
3627 東証スタンダード
317
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 3,960百万円
aiwa製品等のIoT&デバイス事業、ゲームやAI健康アドバイスアプリ等のライフデザイン事業、AI&クラウド事業を展開。プリペイド決済サービス「ValueWallet」はスーパーなど向け中心に導入図る。 記:2024/10/25
3784 東証スタンダード
2,017
2/14 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 35,737百万円
流通システム会社。流通向けの基幹システムやPOS等のプロダクトや、業務効率化やカードシステム、販促・集客等のサービスを提供する。今上期は基幹システムや自動発注システム、POSシステムが堅調に推移した。 記:2023/10/15
3996 東証スタンダード
477
11/22 15:30
+2(0.42%)
時価総額 6,101百万円
金融機関等の基幹システム構築・更改のPMO支援などを行うコンサルティング事業が主力。コンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」等のイノベーション事業も。コンサル事業は受注順調。DX伴走支援サービスを開始。 記:2024/06/09
4344 東証プライム
194
11/22 15:30
-8(-3.96%)
時価総額 26,453百万円
ソフトウェア、ハードウェアの企画・開発・販売等を行う。筆王、ZEROウイルスセキュリティ等を手掛ける。AI通訳機のポケトークなどを傘下に持つ。サブスクリプション型テキスト化サービスは会員数が順調増。 記:2024/10/11
4824 東証グロース
271
10/29 15:00
+2(0.74%)
時価総額 2,647百万円
法人向けシステムコンサルサービス、スマホ向けアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」、オンラインプラットフォーム「マイクラス」等を手掛ける。日本リビング保証との経営統合により、同社株は上場廃止へ。 記:2024/08/29
1,071
11/22 15:30
-4(-0.37%)
時価総額 28,210百万円
システム開発会社。大日本印刷の子会社。クレジットカード会社向け決済システムに強みを持つ。決済・金融分野はシステム開発が増加。カード不正利用検知のクラウドサービスはユーザー増。セキュリティは新市場向け拡販へ。 記:2024/06/11
6664 東証スタンダード
247
11/22 15:30
+2(0.82%)
時価総額 1,625百万円
自動認識装置メーカー。国内唯一、バーコード読み取りハネウェルの核となるモジュールエンジンを製造。レーザモジュールで国内トップシェア。海外が約半数。定置式スキャナ製品等が堅調。米特許訴訟は費用継続。 記:2024/11/02
1,551
11/22 15:30
+31(2.04%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7919 東証スタンダード
151
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 3,240百万円
総合印刷会社。呉服値札業として1868年に創業。包装資材及び紙器、紙工品部門が主力。情報機器及びサプライ品、商業印刷等も。特殊印刷技術などが強み。配当性向20%以上目標。27.3期売上高153億円目標。 記:2024/08/22