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アイスタディ Research Memo(5):育成型人材紹介サービス「iStudy Academy」
2018/10/3 15:45
FISCO
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*15:45JST アイスタディ Research Memo(5):育成型人材紹介サービス「iStudy Academy」 ■中長期の成長戦略 ● 中長期の計画 アイスタディ<
2345
>は中長期の成長戦略を第3の成長エンジンと呼び、新たな事業に着手している。 外部環境に目を向けると、社会的に生産性改革の必要性が叫ばれている。人口減少に加え高度ITを扱える人材が政府推計によると37万人不足し、これら高度ITを扱える第4次産業技術者の充足率はわずか1.6%止まりと見ている。このため、今後第4次産業技術者の採用ニーズは拡大すると見込んでいる。 一方で内部環境として、同社には強みである人材育成のソリューション事業のノウハウがあり、LMSを導入した企業の多数の顧客、研修コンテンツの利用ユーザー、親会社であるブイキューブの顧客など、多くの顧客接点がある。 この自社内外の環境を踏まえて、同社では「iStudy Academy(旧名称:iStudy Industry Academy 4.0)」という、第4次産業技術者を創出するプラットフォーム事業を立ち上げ、生産性改革を支援する計画である。 具体的には、まずは第4次産業技術に関する人材ニーズ情報を提供し、そのニーズを満たすための学習コースを提供する。その後、クライアント企業の人材ニーズに基づくスキル認定を行い、基準を満たした人材をクライアント企業に紹介する。社会的には不足する第4次産業技術者を創出し、生産性改革をサポートするという意義がある。クライアント企業にとっては人材ニーズに即した学習効果を通じ、受講者の能力・適正を見極め、リスクの少ない採用が実現可能となる。技術者にとっては第4次産業での活躍機会と、スキルアップを通じて報酬アップのチャンスとなる。また、同社にとっては、人材の紹介により、1人当たり年収の約3割が収入として得られる。このように関わる4者(技術者、クライアント企業、同社、社会)に4通りの意義のある仕組みを実現させる計画である。同社は2017年に海外の事例を調査し、2018年中には仮想通貨学習コンテンツの先行リリース、事業開発部の設立などに着手し、2018年後半には今後の数字の見通しを立てる計画である。既に6月にはディープラーニングの講座を開講している。今後はこの第3の成長エンジンであるiStudy Academyを広め、人材育成に限定せず人材創出サービスを通じて生産性改革を後押しして、事業領域を拡大する計画である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行) 《SF》
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