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アイスタディ Research Memo(3):2018年12月期第2四半期は第2創業期の事業が花開き増収増益

2018/10/3 15:43 FISCO
*15:43JST アイスタディ Research Memo(3):2018年12月期第2四半期は第2創業期の事業が花開き増収増益 ■業績動向 1. 2018年12月期第2四半期業績 アイスタディ<2345>の2018年12月期第2四半期業績は、売上高は541百万円(前年同期比87.7%増、計画比15.3%増)、営業利益は30百万円(前年同期は9百万円の営業損失、計画比23.2%増)、経常利益は 32百万円(前年同期は8百万円の経常損失)、四半期純利益は21百万円(前年同期は8百万円の純損失、計画比42.7%増)と増収増益を達成した。なお、営業利益については、人材採用とiStudy Academyへの先行投資16百万円分を含んでおり、実質的には47百万円の営業黒字とも言える。 セグメント別の業績を見ると、ソフトウェア事業はビデオソリューション「Qumu」の新規顧客の増加と第2四半期に大規模システムを受注したことで売上高が329百万円(前年同期比80.6%増)と大幅に増加し、セグメント利益も14百万円(前年同期は15百万円の損失)と黒字となった。研修サービス事業はビデオ収録・スタジオ配信のサービスが計画どおり堅調に推移し、売上高が211百万円(前年同期比100.0%増)と躍進し、セグメント利益も16百万円(前年同期比208.3%増)となった。 四半期別の売上高推移を見ると、創業期からの事業である研修・コンテンツ事業については、利益率に基づき集中と選択をしていることもあり、売上高が横ばいで推移している。しかし、2017年4月より取り組んでいるビジネスビデオやイベントサービスなどの第2創業期の事業が上積みされたことで、同社の売上基盤が確実に増強されていることが分かる。 また、四半期別の営業利益推移を見ると、サービスごとの利益率の差により大きな季節変動が見受けられる。しかし、第2創業期の事業に取り組みだした2017年12月期第2四半期以降は黒字となっており、同社が継続的成長フェーズに入っていると思料される。 2018年12月期四半期ごとの売上高増減分析をすると、2018年12月期四半期ごとはビジネスビデオが146百万円増加しており、またイベントサービスが112百万円増加している。これら第2創業期の成長エンジンが大きく売上増加に貢献している。 同社がKPIと位置付けているストック売上高を見ると、2018年6月時点では330百万円(1年当たりに換算した値)となっている。この事業を始めた2017年1月に比べると約8割増加するなど堅調に増加しており、同社の収益基盤を大きく支えている。 2. 財務状況と経営指標 2018年12月期(第2四半期)の総資産は、現預金の増加162百万円、有形固定資産の減少5百万円などにより、1,799百万円(前期末比 104百万円増)となった。 負債は、買掛金の増加54百万円、前受収益の増加33百万円などにより、328百万円(前期末比 93百万円増)になった。純資産は、利益剰余金の増加11百万円などにより、1,470百万円(前期末比 11百万円増)となった。有利子負債もなく、流動比率、自己資本比率とも高いことから、安全性については問題ないと言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行) 《SF》
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ブロックチェーン開発支援等を行うブロックチェーンサービス事業、システムエンジニアリング事業が柱。Zaif、チューリンガムなどを傘下に持つ。Zaifの経営改革は順調。新規パイプライン開拓等に取り組む。 記:2024/10/06