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ラクオリア創薬 Research Memo(4):3ヶ年中期経営計画に変更なし。2019年12月期の営業利益黒字転換へ

2018/8/31 18:38 FISCO
*18:38JST ラクオリア創薬 Research Memo(4):3ヶ年中期経営計画に変更なし。2019年12月期の営業利益黒字転換へ ■中期経営計画「Odyssey2018」と注目ポイント 1. 中期経営計画「Odyssey2018」の概要 ラクオリア創薬<4579>の中期成長シナリオは、創薬ベンチャーとして自社の事業領域において導出候補プログラムの開発(探索、前臨床、P-I臨床試験等)を進めると同時に、導出済みプログラムについては導出先企業と二人三脚で医薬品の上市を目指すという、2つの柱で構成されている。 足元の各プログラムの進捗を踏まえて、同社は毎年、3ヶ年ローリング中期経営計画を策定し公表している。2018年2月に発表された「Odyssey 2018」では2018年12月期−2020年12月期の3ヶ年についての業績計画が示された。最新の「Odyssey 2018」業績計画のポイントは、2019年12月期の利益の黒字転換を果たし、2020年12月期以降も安定的に利益を計上していく収益構造へと、大きな転換点を迎えることが見込まれるという点だ。 2018年12月期第2四半期を終えた時点で「Odyssey 2018」の業績計画には何ら変更はない。当第2四半期までの様々な進捗や、今後の収益成長シナリオに対する視点といったなかで、弊社がとりわけ重要だと考えるポイントは2つある。1つはヒト領域における初の新薬として期待されるP-CABの開発の進捗であり、もう1つは中国のZTE Biotechとの合弁事業の見通しだ。この2点について以下に詳述する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《SF》
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旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19