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*16:26JST ナガイレーベ Research Memo（5）：2018年8月期通期は増益予想 ■今後の見通し ●2018年8月期の通期連結業績見通し (1) 損益見通し ナガイレーベン<7447>の2018年8月期の通期連結業績は、売上高が前期比2.8%増の17,500百万円、営業利益が同2.5%増の5,373百万円、経常利益が同2.0%増の5,448百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の3,739百万円と見込まれており、期初予想と変わっていない。第3四半期の結果が既述のように前年同期比で僅かだが減益になったことから、決して楽な目標ではないが、引き続き高付加価値商品の拡販を中心として売上増、利益増を図る計画だ。 アイテム別の売上高は、ヘルスケアウェア10,220百万円（前期比2.8%増）、ドクターウェア2,740百万円（同2.2%増）、ユーティリティウェア510百万円（同8.5%減）、患者ウェア1,950百万円（同9.2%増）、手術ウェア1,690百万円（同3.4%増）、シューズ190百万円（同6.5%減）、その他200百万円（同6.7%減）と予想されている。 ヘルスケアウェアは、高付加価値新商品群の投入により市場を活性化し継続して堅調な増収を見込んでいる。ドクターウェアは、量販品は厳しい状況だがハイエンド商品群が健闘して堅調に推移すると予想している。ユーティリティウェアは市場の縮小が継続し減収が続く見込み。患者ウェアは、市場の根強い需要増を背景に新商品効果により引続き大幅な増収を計画している。手術ウェアは、コンペルパックの洗濯滅菌工場のキャパ解消と新規顧客の開拓により増収を見込んでいる (2) 国内工場を再編・効率化 今後の生産体制を強化するため、国内にある老朽化した2工場を統合かつ物流センターの隣接地に新設する投資を進めているが、2018年7月末に完成予定。これにより、業務の効率化に加えて、更なるクイックレスポンス（QR）を目指す。総投資額は799百万円、減価償却費は2018年8月期から計上される予定。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　寺島　昇） 《NB》