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ネクシィーズG Research Memo(1):18/9期2Qは主力のエネルギー環境関連事業が成長をけん引

2018/6/21 15:10 FISCO
*15:10JST ネクシィーズG Research Memo(1):18/9期2Qは主力のエネルギー環境関連事業が成長をけん引 ■業績動向・今後の見通し ネクシィーズグループ<4346>の2018年9月期第2四半期の連結業績は、売上高で前年同期比4.0%増の8,002百万円、営業利益で同13.5%減の895百万円、経常利益で同25.1%減の943百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同60.6%増の1,347百万円となった。連結子会社の譲渡とゲーム事業への積極投資が背景にあるため業績が捉えにくいが、主力事業が力強く成長しており、順調な業績と評価する。 売上面では、2017年11月に経営資源の集中を目的に(株)ハクビ(文化教育事業、前年同期の売上高は1,058百万円)を売却した減収要因があったにも関わらず、既存事業(エネルギー環境関連事業、電子メディア事業)が引き続き高い成長を見せ、ハクビを除いた既存事業だけで20.6%(対前年同期比)の増収、ハクビを含めたグループ連結でも増収となった。好調な要因は、主力事業であるエネルギー環境関連事業の売上高が前年同期比で28.7%増(1,451百万円増)と成長をけん引し、LED照明や厨房・店内設備機器を初期投資オール0円で導入できる「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」が伸びの原動力になった。特に業務用空調、業務用冷蔵庫、食器洗浄機などLED以外の商材が著しく伸び、商材構成比で25.3%(前年同期は16.7%)となった。なお、ブランジスタ<6176>(電子メディア事業)も前年同期比2.2%の増収となった。 営業利益が減益となったのは、3Dスマホクレーンゲーム「神の手」を主としたブランジスタの広告宣伝費471百万円を先行投資したことが主な要因である。仮に、この先行投資がなかった場合の営業利益は1,366百万円であり、前年同期比32.0%増(ハクビ売却の影響を除いた場合に前年同期比37.7%増)となるため、既存事業の収益力はむしろ大きく上がっている。 2018年9月期通期の連結業績は、売上高で前期比2.8%増の16,500百万円、営業利益で同2.2%増の2,100百万円、経常利益で同7.5%減の2,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.8%増の2,100百万円の見込みである。引き続きエネルギー環境関連事業において、「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」の販売に注力。営業人員の増強、地域に密着した金融機関(福邦銀行)との販売パートナー契約、2017年9月に参入したネクシィーズ電力とのセット提案などにより営業を強化する。 売上高の上期進捗率は48.5%(前年同期は46.6%)であり順調である。営業利益の上期進捗率は42.6%(同50.4%)となっているが、これは上期のゲーム事業への戦略投資が要因であり一過性である。 来期2019年9月期以降の見通しについては、これまでの既存事業の成長性や、成長に向けた諸施策の展開などから、過去最高売上をさらに更新して推移となるものと弊社では見ている。収益に関しては、既存事業の収益力により前期と同様に過去最高益を確保しつつ投資も継続することになるだろう。その点で、2018年9月期通期の計画達成が注目される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《TN》
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