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大幸薬品 Research Memo(2):医薬品事業は売上高微増予想、中長期成長戦略を発表

2018/6/18 8:02 FISCO
*08:02JST 大幸薬品 Research Memo(2):医薬品事業は売上高微増予想、中長期成長戦略を発表 ■今後の見通し ● 2019年3月期の業績見通し 大幸薬品<4574>の2019年3月期通期の業績予想は、売上高で前期比1.1%減の9,360百万円、営業利益で同12.2%減の1,630百万円、経常利益で同8.8%減の1,430百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同7.8%減の1,010百万円と季節性インフルエンザが大流行した前期には及ばないものの、堅調な業績推移を予想する。 医薬品事業の売上高は前期から微増を予想する。国内医薬品事業では前期にあった正露丸クイックCの初期出荷の反動が予想される。一方、海外医薬品事業は為替の円高影響を想定するものの、中国市場向けを中心に出荷増加を予想する。2019年3月期は想定為替レートが105円/米ドルのため、それより円安が続くと上振れの可能性もある。 感染管理事業は、季節性インフルエンザの流行を例年並みで計画し、過去10年で最大水準の流行であった前期から売上高で2.7%減と予想する。プラス要因としては、世界的なデザイナー佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス(有)nendo※と複数年の包括的パートナー契約を結び、中長期成長戦略の一環として製品ブランディングの抜本的見直しや新製品の販売等を計画する。このような中長期的な成長に向け戦略的に必要なコストを計画すること等から、販管費(販売費、人件費等)は前期よりも増加する。 ※(有)nendoは佐藤オオキ氏を中心に設立された日本を代表するデザインオフィス。東京とミラノに拠点を持ち、 建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと幅広くデザインを手掛ける。老舗ブランドの活性化でも多くの実績がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《MW》
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正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01