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オーケストラ Research Memo(3):2017年12月期は売上高・利益ともに過去最新を記録

2018/4/11 15:56 FISCO
*15:56JST オーケストラ Research Memo(3):2017年12月期は売上高・利益ともに過去最新を記録 ■業績動向 Orchestra Holdings<6533>は売上・利益ともに右肩上がりで成長を続けている。2017年12月期は売上高が 5,897百万円(前期比 19.9%増)、営業利益が364百万円(同 20.2%増)、経常利益が363百万円(同21.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が241百万円(同21.2%増)と売上高、利益ともに過去最高を更新した。なお、売上高営業利益率は2016年12月期、2017年12月期といずれも6.2%を保っており、M&Aにより新規事業であるソリューション事業を開始した後も収益力が持続している。 事業別に見ると、デジタルマーケティング事業は、同社のオリジナルメソッド(アイデンティティ設計)が顧客からの高評価を得て、成長市場であるインターネット広告市場の成長率を越えて業績が拡大した。その結果、売上高5,487百万円(前期比17.2%増)、セグメント利益727百万円(同16.6%増)と増収増益を達成した。ライフテクノロジー事業は占いアプリ「ウラーラ」の利用者が増加したこともあり、2017年12月期第2四半期から黒字化している。売上高300百万円(前期比25.6%増)、セグメント利益6百万円(同32百万円増)とこちらも増収増益で、通期での黒字化も達成した。ソリューション事業は売上高123百万円、セグメント利益35百万円となり、事業開始初年度から業績向上に貢献している。 財務状況を見ると、2017年12月期末における資産は、2,168百万円(前期末比586百万円増加)となっている。流動資産は、現金及び預金が365百万円(前期末比101百万円減少)、受取手形及び売掛金が828百万円(前期末比116百万円増加)、預け金が462百万円(前期末比168百万円増加)となったこと等で、1,789百万円(前期末比272百万円増加)となった。固定資産は、有形固定資産が29百万円(前期末比24百万円増加)、無形固定資産が162百万円(前期末比143百万円増加)、投資その他の資産が187百万円(前期末比144百万円増加)となったことで、379百万円(前期末比313百万円増加)となった。負債は、1,385百万円(前期末比342百万円増加)となった。流動負債は、買掛金が837百万円(前期末比202百万円増加)、短期借入金が150百万円(前期末比150百万円増加)、1年内返済予定の長期借入金が33百万円(前期末比18百万円減少)、未払法人税等が80百万円(前期末比9百万円減少)となったことで、1,376百万円(前期末比376百万円増加)となった。固定負債は長期借入金の計上により、8百万円(前期末比33百万円減少)となった。純資産は、資本金が183百万円(前期末比416千円増加)となったことで、783百万円(前期末比243百万円増加)となった。自己資本比率が上昇しており、財務的な安全性が向上している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行) 《HN》
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デジタルトランスフォーメーション事業、運用型広告中心のデジタルマーケティング事業が柱。Sharing Innovations等を傘下に収める。スキルナビのSaaS事業も。DX事業はサービス領域の拡充図る。 記:2024/08/10