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ハウスドゥ Research Memo(6):2018年6月期第2四半期の業績は期初予想を上回る

2018/2/26 15:46 FISCO
*15:46JST ハウスドゥ Research Memo(6):2018年6月期第2四半期の業績は期初予想を上回る ■業績動向 1. 2018年6月期第2四半期の業績概要 ハウスドゥ<3457>の2018年6月期第2四半期の連結業績は、期初予想を大幅に上回り、過去最高を記録した。売上高は前年同期比11.1%増の9,532百万円、営業利益が同38.7%増の888百万円、経常利益が同40.9%増の778百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.3%増の501百万円であった。期初予想比では、売上高が11.1%、営業利益が25.5%、経常利益が34.9%、四半期純利益が33.0%上回った。 事業別では、持続的成長を目指して中期経営計画の重点方針とするストック型ビジネスに経営資源をシフトしている。フランチャイズ事業は、当第2四半期末の累計加盟契約数が501店舗と500店舗を突破した。開店も415店舗に及んだ。同事業は加盟店舗数の増加により、売上高が前年同期比16.3%増の1,237百万円、営業利益が同21.9%増の736百万円と安定して収益を積み上げた。ハウス・リースバック事業は、前期にイレギュラーな大型の売却による売上高が484百万円(一棟収益307百万円、HLB大型177百万円)があり、それらの営業利益124百万円(同90百万円、34百万円)を計上したことから、期初の通期予想でも売上高が22.8%減、営業利益横ばいを予想していた。当第2四半期の実績は、売上高が前年同期比18.9%減の1,026百万円、営業利益が同42.1%減の117百万円であった。特別要因を除けば、売上高は前年同期比31.3%増、営業利益は同51.0%増となることから、中期的な成長シナリオに変化はない。当第2四半期末の保有件数は前年同期比57.7%増の626件となった。月間契約件数は、25.2件のペースを保っている。不動産金融事業は、売上高が前年同期比2.8倍の205百万円、営業利益が同1.6倍の50百万円であった。ハウス・リースバック事業の補完的事業としてシナジー効果を発揮している。ストック型ビジネスの当四半期の通期予想に対する進捗率が半分には届いていないが、上期よりストックの積み上がりが多くなる下期を考慮すると、安定的な拡大が見込まれる。 フロー型ビジネスの代表格となる不動産売買事業は、売上高が前年同期比22.1%増の4,589百万円、営業利益が同2.3倍の473百万円となった。前年同期に一部不動産市況の過熱感から安全重視型の姿勢をとったが、当第2四半期は通常型に戻した。ただし、たな卸資産(販売用不動産、仕掛販売用不動産及び未成工事支出金)は、50億円程度をキープし、回転率を重視する。同事業の当第2四半期の進捗率は、売上高が62.2%、営業利益が98.3%であった。仲介業務を直営店で行う不動産流通事業は、売上高が前年同期比13.2%増の1,026百万円、営業利益が同28.0%増の224百万円であった。通期予想に対する進捗率は、売上高が54.0%、営業利益が88.7%となる。期中に、沖縄県と愛知県に計2店舗の新規出店を行った。FCのモデル店としての役割を担う同事業は、フランチャイズ本部として社員育成の体制が整備されているため、若手社員の成長がスムーズに運んだ。リフォーム事業は、現状維持の方針を採っている。前年同期にあった新築(請負金額232百万円)がなくなったこともあり、売上高は前年同期比3.9%減の1,600百万円、営業利益が同27.0%増の177百万円であった。進捗率は、それぞれ53.8%、88.0%である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《NB》
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不動産売買仲介「ハウスドゥ」をFC中心に展開。ハウス・リースバック事業、不動産売買事業が柱。リフォーム事業、リバースモーゲージ保証事業等も。リバースモーゲージ保証は保証件数が1600件超と拡大傾向。 記:2024/08/30