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システム ディ Research Memo(3):“イージーオーダー”型モデルで顧客にトータルソリューションを提供

2018/2/15 15:13 FISCO
*15:13JST システム ディ Research Memo(3):“イージーオーダー”型モデルで顧客にトータルソリューションを提供 ■システム ディ<3804>の会社概要 2. システム ディの特長・強み ソフトウェアのタイプには様々なものがあるが、住宅やスーツ等になぞらえると理解が早いだろう。ソフトウェアは大きく、パッケージソフトとスクラッチ開発に分けることができる。パッケージソフトは住宅で言えば建売住宅であり、スーツではレディメイド(吊るし)に当たる。スクラッチ開発はその対極にあり、完全注文建築あるいはオーダーメイド・スーツに該当する。 同社のソフトウェアは、パッケージソフトをベースに、顧客の業務上の課題を解決し、また、顧客の要求に合わせてカスタマイズして、顧客のニーズを充足できる点が特長となっている。言わばプレハブ住宅やイージーオーダー・スーツに相当し、高い顧客満足度と低コストを両立している点が強みとなっている。また、ソフトウェアの提供に加えて、導入サポートや保守、メンテナンスまで含んだトータルソリューションを提供している点も特長と言える。 パッケージソフトビジネスにおける同社の強みのキーワードは“進化”だ。どんなソフトウェアも初期の開発時をスタートとして、顧客のニーズへの対応を重ねながら完成度を高めていき、それがソフトウェアの品質向上へとつながる。品質が向上したソフトウェアは顧客拡大をもたらし売り上げ拡大へとつながる。しかし進化したパッケージソフトの真価は、“手離れの良さ”の実現にある。品質が向上したパッケージソフトは追加の費用をかけることなく顧客のニーズを満たすことが可能となり、それだけ利益率が高くなるという流れだ。こうした正の循環(ポジティブスパイラル)を実現できている点が同社の強みだと弊社では考えている。 このポジティブスパイラルの効果は、売上高販管費率という形で業績にも明確に表れている。詳細は後述するが、同社の売上高販管費率は2013年10月期の34.2%を直近のピークに、その後は着実に低下し2017年10月期には24.8%にまで低下した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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