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個人投資家アイデア投資家:2018年、テンバガーの可能性秘めるオイシックスの紹介【FISCOソーシャルレポーター】

2018/2/5 18:20 FISCO
*18:20JST 個人投資家アイデア投資家:2018年、テンバガーの可能性秘めるオイシックスの紹介【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年1月28日23時に執筆 テンバガー(10倍株)になる可能性を秘めた銘柄第6弾として、今回はオイシックスドット大地を紹介しますが、その前に筆者がテンバガー銘柄を42社リストアップした際の5条件を再掲載します。 <テンバガーになりそうな企業の5条件> ・時価総額300億円以下で上場市場はJASDAQ、マザーズ、東証2部 ・上場から10年以内 ・PER100倍未満(1月4日終値べース) ・過去3年平均売上高成長率10%以上 ・過去5年の売上高・経常利益トレンドが右肩上がり(設立5年未満の場合は3年で確認) 東証マザーズに上場するオイシックスドット大地<3182>。 ウェブサイトやカタログで消費者に有機野菜や無添加加工食品など安全に配慮した食品を宅配する。2017年10月にオイシックスと大地を守る会が経営統合し、オイシックスドット大地となった。オイシックス時代の2013年にマザーズ上場。 会社設立はオイシックスが2000年なのに対し、大地を守る会は1975年。 有機野菜に関心のある方は、一度は耳にしたことのあるブランドではないだろうか。 1月26日終値での時価総額は225億円、PERは約57倍。 2017年3月時点の主要株主を見ると、オイシックス創業者で現社長の高島氏が15%、ローソン<2651>とリクルートホールディングス<6098>がそれぞれ8%強の株式を保有。株主構成は「個人その他」が6割弱を占め、その他の法人や外国法人等を上回り、個人投資家の積極関与が窺われる。 2018年3月期の上期は売上高189億円、営業利益2.3億円。売上高は大地を守る会が加わった影響で前年同期比77%成長となり、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)も63%成長。 売上の内訳を見ると、主力の宅配事業で「Oisix」ブランド115億円、「大地を守る会」55億円、その他事業が20億円。2018年3月期の全社売上計画は380億円、営業利益は6.7億円と置いている。 サービス動向を見ると、「Oisix」ブランドは過去3年間で順調に会員数を増やしており、2015年3月期第1四半期で8.7万人だったのが、足元の2018年3月期第2四半期には15.6万人とほぼ2倍に増えている。会員1人当たりの月間売上は2015年3月期1Qの1.2万円から微減して1.1万円となっており、同社は獲得した新規顧客の単価が低かったためと分析している。 一方、「大地を守る会」の会員数は2016年3月期2Qに4.7万人だったのが、2018年3月期2Qには4.4万人と微減している。会員1人当たりの月間売上も2016年3月期2Qの2.1万円が、2018年3月期2Qには2万円と微減。概して、過去2年は横ばいとなっている。 今後の取り組みとして、収益構造改善の一環で顧客との接点になっていた一部店舗を閉店することを2018年3月期2Q決算資料で明らかにした。成長モデルに集中する方向性は期待できそう。 主力の宅配事業の成長戦略としては、「Oisix」ブランドにおいて「ミールキット」という時短を求める人向けの短時間で作れる食材とレシピのパッケージを強化している。2018年3月期2Qにはkitコースの会員数が6.2万人まで拡大した。「大地を守る会」ブランドでは、上期に販促費を抑えた顧客獲得の施策を実施し、獲得コストを4割減らした。下期はカタログリニューアルや新サービス導入で会員獲得を目指す。 これらの宅配事業は、おおむね20代から70代まで品質にこだわる層や利便性を重視する層をカバーできるサービスを取り揃えていると考えられる。 さらにその先を見ると、2019年の流通総額目標を当初400億円と置いていたが、2018年3月期に1年前倒しで達成できる見込み。2018年3月末までに新たな3ヶ年計画を策定するとのことで、どんな目標を置くのか、四半期ごとの会員数推移とあわせて要注目である。 筆者なりの見方としては、大地を守る会が2013年からローソン<2651>と業務提携しており、オイシックスもその商流に乗せることで、有機野菜やキットミールの認知度が一般消費者に伝わるだろう。宅配事業だけでは接点がない顧客を獲得していくうえで大きな助けになるとともに、株価にプラスの影響を与えるのではないかと考えている。 いかがだったでしょうか。今回はマザーズ上場のオイシックスドット大地を紹介しました。 引き続き、独自にリストアップした企業の魅力・可能性を、定期的に紹介していきます。 ---- 執筆者名:アイデア投資家 ブログ名:アイデア投資家 《HK》
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2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(0%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
3182 東証プライム
1,354
10/11 15:00
-33(-2.38%)
時価総額 51,490百万円
食材宅配会社。自然食品のサブスク宅配サービス「ネットスーパーOisix」を展開する。「大地を守る会」や「らでぃしゅぼーや」等のサービスも行う。シダックスを傘下に持つ。今期3Q累計は主力サービスが増加した。 記:2024/04/09
9,665
10/11 15:00
+61(0.64%)
時価総額 16,391,453百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28