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フリービット Research Memo(2):インターネットやモバイルのインフラを提供。生活産業の情報化事業に多角化

2018/1/10 15:02 FISCO
*15:02JST フリービット Research Memo(2):インターネットやモバイルのインフラを提供。生活産業の情報化事業に多角化 ■会社概要 1. 会社概要 フリービット<3843>は、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)へのインフラ提供やMVNEとしてのMVNOへの参入支援、バーチャルデータセンターを中心とするクラウドインフラの提供、インターネット・サービスにおけるコンサルティング、ソリューションなど様々なサービスを、主に法人向けに提供する。また、グループ会社を通じて、個人向けのISPやMVNOサービス、Webマーケティングサービス、集合住宅向けのインターネット関連サービスなどの事業を手掛ける。 持分法適用関連会社でカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)との合弁会社であるトーンモバイル(株)においては独自のスマートフォンサービス「TONE」を提供するなど、スマートフォン事業の拡大にも注力している。 2. 沿革 同社(前身は(株)フリービット・ドットコム)は2000年に東京都渋谷区で設立された。ISP(インターネット接続事業者)向けサービスを中心に成長し、2007年に東証マザーズに上場。上場を契機に、M&Aによる事業領域の拡大を加速化している。同年に個人向けISPを手掛ける(株)ドリーム・トレイン・インターネット(以下DTI)を、2009年にはギガプライズ<3830>を連結子会社化。2010年にはインターネット広告代理店のフルスピード<2159>の連結子会社化に伴い、同社子会社のアフィリエイト広告事業の(株)フォーイット、ITプラットフォーム事業の(株)ベッコアメ・インターネットなども連結子会社とし、企業理念「Being The NET Frontier! ~Internetをひろげ、社会に貢献する~」のもと、事業領域を拡大している。2011年には、MVNE/MVNO事業に参入し、モバイル事業領域でも成長を加速。2016年にはM&Aを足掛かりにヘルステック事業にも進出。2017年3月には不動産テック領域進出の足掛かりとして不動産仲介業フォーメンバーズを連結子会社化した。2016年に東証1部に昇格した。 3. 事業内容 セグメント別の売上構成は、ブロードバンド事業29.1%、モバイル事業22.8%、アドテクノロジー事業41.1%、クラウド事業4.7%、ヘルステック事業2.7%、その他事業0.7%である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《MW》
関連銘柄 3件
2159 東証スタンダード
549
8/31 15:00
±0(0%)
時価総額 8,548百万円
フリービット傘下のネット広告会社。DX、動画、AIへの展開に注力。インターネットマーケティング事業は収益堅調。特損減少。22.4期通期は最終増益。フリービットによるTOBは成立、同社株式は上場廃止予定。 記:2022/07/30
3830 名証ネクスト
1,705
11/27 15:30
-5(-0.29%)
時価総額 29,118百万円
集合住宅向けISPサービス、IoTソリューションサービス等を手掛けるHomeIT事業が柱。社宅管理代行サービス、テナント運営サービス等も。集合住宅向けISPサービス提供戸数は120万戸超と順調に増加。 記:2024/06/25
3843 東証プライム
1,390
11/27 15:30
-22(-1.56%)
時価総額 32,545百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23