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ダイナムジャパンHD Research Memo(9):下期の季節性を考慮すれば、前期比増益は視野に入ってきた

2017/12/25 16:29 FISCO
*16:29JST ダイナムジャパンHD Research Memo(9):下期の季節性を考慮すれば、前期比増益は視野に入ってきた ■業績動向 2. 2018年3月期の考え方 ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>は業績予想を公表していないため、弊社では一定の条件を設定して独自にシミュレーションを行った。2018年3月期通期については、期初時点において、通期の貸玉収入809,599百万円、営業収入157,872百万円と予想した。 利益については、2018年3月期は店舗が5店舗(約1%)増加するが、店舗当たりの費用の削減効果によって、総費用を前期比横ばいもしくは減少に抑制することは充分可能であると考え、費用総額が前期比横ばいだと仮定した場合、前述の営業収入予想から求めた営業利益は16,902百万円(前期比6.3%増)となると予想した。(これらシミュレーションの詳細は2017年6月29日付レポートを参照) 前述のように、今第2四半期実績を見ると、貸玉収入は弊社の想定よりも厳しい実績となったが、営業収入と営業利益については、同社の費用削減努力が想定を上回ったため、前年同期比で営業増益を達成した。 パチンコホールの業界は、年末年始の需要があるため、下半期の業績が上半期に比べて偏重となる傾向がある。この点を考慮すれば、通期ベースでも同社が営業増益を確保する可能性は十分あると弊社では考えている。 出店計画については、今下期は新規出店1店舗を計画している。通期ベースでは新規出店6店舗、閉店1店舗の純増5店舗となり、2018年3月末に451店舗に達すると見込まれるなか、設備投資(新規出店)の状況から、今下期もキャッシュフローは潤沢な状態が続くと見込まれる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MW》