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大幸薬品 Research Memo(1):2018年3月期第2四半期は増収増益

2017/12/20 7:48 FISCO
*07:48JST 大幸薬品 Research Memo(1):2018年3月期第2四半期は増収増益 ■業績動向 大幸薬品<4574>は、「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、ウイルス除去・除菌・消臭製品「クレベリン」シリーズを中心とした感染管理事業を展開している。2017年4月に新製品「正露丸クイックC」を販売開始した。 ● 2018年3月期第2四半期の業績概要 2018年3月期第2四半期(2017年4月−9月)は、売上高が3,634百万円(前年同期比22.0%増)、営業利益が502百万円(同6.0%増)、経常利益が382百万円(同20.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が276百万円(同8.5%増)となった。 売上高に関しては、2事業ともに好調を維持している。国内医薬品事業は、前年同期に高水準だった流通在庫が正常化し出荷が増加するとともに、新製品「正露丸クイックC」の店頭販売が開始され、増収に寄与した。「正露丸クイックC」の出荷額は第2四半期累計で102百万円となり、国内止瀉薬市場における同社シェアは47.9%(前年同期の47.3%から0.6%ポイント上昇)となった。海外医薬品事業は、中国市場向けは第2四半期からの出荷となり、台湾市場向けの出荷前倒し等により、海外向け全体としては増収となった。 感染管理事業は、インフルエンザのオフシーズンでも既存製品が堅調なことに加え、新製品「クレベリン×ベアブリック ディズニーキャラクターデザイン」の出荷が好調に推移。業務用ではデンソー<6902>と共同開発した「クレベリンカートリッジ(車両用)」が好調に推移したことも増収に寄与した。 売上総利益は増収に伴い増加(前年同期比19.5%増)。一方で、販管費は新製品「正露丸クイックC」のTVCMを中心に広告宣伝費及び販売促進費を増加したため、前期比で23.5%増となったものの、増収効果により吸収し、営業利益以下の各利益は増益となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《TN》
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正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01
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