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コネクシオ Research Memo(4):低価格機種の構成比アップで減収となるも、収益性改善で営業利益は増益を確保
2017/12/19 15:03
FISCO
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*15:03JST コネクシオ Research Memo(4):低価格機種の構成比アップで減収となるも、収益性改善で営業利益は増益を確保 ■業績動向 1. 2018年3月期第2四半期の業績概要 コネクシオ<
9422
>の2018年3月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比3.3%減の116,302百万円、営業利益が同17.9%増の4,434百万円、経常利益が同17.7%増の4,480百万円、四半期純利益が同18.6%増の2,945百万円と減収増益となった。 従来型の携帯電話(いわゆるガラケー)からスマートフォンへの乗換えを積極的に推進したことなどから販売台数は前年同期の122.2万台から125.1万台へ2.4%増加した。しかし、低価格機種の構成比が上昇したことにより売上高は116,302百万円(前年同期比3.3%減)と減収となった。 しかし、一部の端末価格の見直しを行ったこと、法人向けソリューションサービスの販売が好調だったことなどから、売上総利益率は前年同期比2.1ポイント上昇の20.6%となり、売上総利益も同7.5%増の23,966百万円と増益を確保した。一方、店舗改装や法人向けモバイルデスクなどへの設備投資や人員を強化したことから、販管費は、同5.5%増の19,532百万円となり、販管費率も16.8%と前年同期比1.4ポイント上昇したが、ほぼ予算の範囲内であった。この結果、営業利益率は3.8%と同0.7ポイント改善し、営業利益は4,434百万円(同17.9%増)と増益を確保した。 2. 四半期毎の推移 (1) 販売台数の推移 2018年3月期第2四半期単独の販売台数は、65.7万台(前年同期比0.7%減)とほぼ横ばいとなった。2017年3月期は、2016年3月期に実質購入価格上昇前の駆け込み需要があったことから、その反動で販売台数は全四半期で前年同期比マイナスであったが、マイナス傾向は止まったと言えそうだ。 (2) 売上高と営業利益の推移 一方、売上高と営業利益の推移は低価格品の構成比率上昇によって売上高は前年同期比では減収となったが、収益性の改善により営業利益は前年同期比で増益となった。第2四半期として過去最高の営業利益(3,031百万円)を更新した。 3. セグメント別状況 各セグメントの状況は以下のようであった。 (1) コンシューマ事業 売上高は前年同期比4.9%減の106,966百万円となった。内訳では、商品売上高は低価格品の構成比率アップ等により同7.9%減の78,019百万円となったが手数料収入は同4.3%増の28,946百万円となった。その一方で、タブレットや光回線の販売強化、従来型の携帯電話からスマートフォンへの買替え促進、「スマホ教室」開催などによる顧客満足度の向上等の営業努力によって顧客1人当たりの収益が向上し、結果として営業利益率が改善し、セグメント営業利益は前期比15.8%増の5,425百万円となった。 (2) 法人事業 売上高は前年同期比20.1%増の9,336百万円となった。内訳では、商品売上高が同36.2%増の3,002百万円、手数料収入が同13.5%増の3,821百万円、プリペイドカード情報が同14.0%増の2,512百万円となった。企業のスマートフォン導入が広がり始め、モバイルヘルプデスクやキッティング等の法人向けソリューショサービスの獲得が伸長したことなどから全体の収益性が改善し、営業利益は同6.9%増の928百万円となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《MW》
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コネクシオ
1,912
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+5(0.26%)
時価総額 85,539百万円
モバイルショップを運営。大手キャリア認定ショップを手掛ける。携帯販売代理店業界で国内2位。ほけんの窓口も事業領域。23.3期3Qは法人事業が増益。Mobile WorkPlaceの大口契約獲得等が寄与。 記:2023/02/08
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