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べネ・ワン Research Memo(9):スマートフォンセントリックなクラウド型へ移行する攻めのIT経営

2017/12/15 18:11 FISCO
*18:11JST べネ・ワン Research Memo(9):スマートフォンセントリックなクラウド型へ移行する攻めのIT経営 ■中長期の成長戦略 (3) クラウドサービス メガバンクを主体とするファイナンシャルグループが、ITシステムにクラウドを採用するなど世代交代が進んでいる。ITシステムは、「開発する」、「所有する」から「利用する」へと変遷を重ねてきた。クラウドサービスは、短期間にインフラの導入、サービスの利用ができ、冗長化によりハードウェア障害が起こりにくく、ネットワーク構成の変化やリソースの追加、変更が簡単にでき、運用管理費を低減できる。クラウドサービスを利用することで、中小企業におけるIT化の進展が期待される。 「いつでも、どこでも、だれとでも」のブロードバンド・ユビキタス社会が到来することで、ネット利用が当たり前の暮らしとなる。従来、サービス業では、人、費用、技術的な制約からデジタル化が進んでいなかった。ベネフィット・ワン<2412>は、オンラインビジネスに必要となる機能を、クラウド型かつオールインワンのソフトウェアを提供することによって、サービス流通市場の活性化を図る。2017年9月に、カナダのEcommEarthと合弁会社(株)ディージーワン(同社出資比率51%)を設立した。同子会社は、EcommEarthが開発した中小企業の電子商取引事業を支援する次世代型ビジネスプラットフォーム『DG1(ディージーワン)』の日本における販売を行っていく。DG1の機能は、Webサイト構築、商品管理、顧客管理、スマートフォンアプリ構築、マーケティングオートメーション、オンライン予約機能を網羅している。同ビジネスプラットフォームの浸透により、サービス業の生産性向上に寄与することを目指す。 同社は、自社のデジタルトランスフォーメーションを進化させるため、3~5年かけてITシステムを刷新する。データの持ち方、活用の仕方、サービスの提供のあり方を全面的に刷新し、持続的な成長を図る。会員の同社サービス利用は、コールセンターからスマートフォン経由のWebへシフトすることを促進する。また、紙媒体をベースとするガイドブックやクーポン券も電子的なものに置き換える。電子化により、利用率と収益性の向上を図る。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《MW》
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福利厚生代行サービスが柱。健診・保健指導代行や購買・清算代行も。会員数は961万人。ヘルスケアサービスの拡大図る。取引増で、24.3期3Qはヘルスケア(健診・指導等)が堅調。第一生命HDがTOB実施。 記:2024/03/04