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馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:話題の「人づくり革命」関連の注目株を探る

2017/10/27 18:26 FISCO
*18:26JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:話題の「人づくり革命」関連の注目株を探る 皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。 『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。 フィスコアプリとレーダースクリーンの組み合わせ技について、具体的にテーマや銘柄を交えてお話しします。今回、私が注目したフィスコアプリの記事は「衆院選での与党圧勝で政策期待高まる」というものです。 ●与党圧勝でどんな銘柄が注目!?10月21日に行われた衆院選では与党が圧勝し、安倍政権が再び始動します。消費税率引き上げを志向する自民党は、2019年10月の消費税率10%への引き上げ時の増収財源の使い道について、『国の借金返済から幼児教育無償化など子育て支援の充実に変更することを争点に掲げる方針』としています。また、自民党の公約では、「アベノミクスの加速化」や「働き方改革」、「北朝鮮への対応」、「憲法改正」に加え、全世代型の社会保障や教育の無償化などを目指す「人づくり革命」の5つの項目を、重点政策として位置づけています。政策期待の高まりから、株式市場の上昇が期待されていますが、不透明感から市場反応は限られるとの見方もあります。ただ、自公が議席の3分の2を獲得したこともあり、「アベノミクスの加速」を背景に、関連する銘柄への物色が改めて強まる可能性がありそうです。電線地中化などの社会インフラのほか、人材、子育て、女性活躍、防衛といった関連銘柄への関心の高まりが予想されます。 ●人づくり革命 様々な関連銘柄に注目が集まっていますが、今回は「人づくり革命」について掘り下げたいと思います。人づくり革命は安倍首相が6月中旬に新しく打ち出した政策の一つです。「一億総活躍社会」というビジョンの推進の過程で浮かび上がった課題だと言われています。どの世代の人も生き生きと活躍するためには、それぞれの人が活躍できる下地が必要です。すでに活躍している人に加え、まだ活躍できていない人に活躍してもらうことで、日本人全員が活躍することを目指したものなのです。今回の人づくり革命は「やる気はあるけれどもスキルが足りない人」が活躍できる「チャンスを提供」することを目指したものだと考えられます。活躍するためのスキルを身につけるには、教育が重要となります。つまり、人づくり革命の焦点は『教育投資』だと言えそうです。具体的には、「高等教育や幼児教育費の無償化、待機児童の解消や生涯教育の推進」が対象になっているようです。長期的には教育投資こそが、日本の成長に寄与する投資になります。時間はかかりますが、今回の政策には可能性を感じている方も多く、株式市場でも注目されているようです。 ●代表的な人づくり革命関連銘柄 そこで、「人づくり革命」の関連銘柄をフィスコアプリで調べてみたところ、下記の銘柄が代表的とみられます。<2152>幼児活動研究会、<2749>JPホールディングス、<3933>チエル、<4645>市進ホールディングス、<4668>明光ネットワークジャパン、<4686>ジャストシステム、<4705>クリップコーポレーション、<4714>リソー教育、<4718>早稲田アカデミー、<4720>城南進学研究社、<4735>京進、<4745>東京個別指導学院、<7951>ヤマハ、<9470>学研ホールディングス、<9769>学究社などです。 ●トレードステーションで銘柄ピックアップ ここからはトレードステーションが活躍する場面です。私は、これらの銘柄を全てトレードステーションに登録しています。トレードステーションの銘柄ボード機能レーダースクリーンに上記の銘柄群を登録したあと、チャートで各銘柄をチェックします。日足レベルで押し目を入れながら右肩上がりとなっているのは、<2152>幼児活動研究会でしたので、今回は同社について少し掘り下げたいと思います。 ●<2152>幼児活動研究会 幼稚園向け体育教師の派遣、経営コンサルティングなどを手掛けており、スポーツクラブやサッカークラブ運営も行っています。安倍首相が9月の経済財政諮問会議で、消費税の増収分の使途変更を表明したうえで、2兆円規模の新たな経済対策を年内に策定するよう関係閣僚に指示する方針との報道がありました。この報道によれば、経済対策は2018年度からが対象で、『幼児教育無償化や高等教育の負担軽減、待機児童の解消などで具体的な推進策を盛り込む』ようです。同社は子育て支援関連として、この報道後は急伸しました。トレードステーションの日足チャートでは25日線まで一旦は下落となりましたが、その水準からの値動きには注目したいです。直近では、7月31日に決算を発表。18年3月期第1四半期(4~6月)の経常利益は前年同期比37.3%増の2.6億円に拡大していますので業績面でも底堅い推移を期待したいです。 次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとレーダースクリーンについてお話します。 ※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。 (フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子) 《DM》
関連銘柄 15件
2152 東証スタンダード
1,410
9/27 0:00
-1,410(-100%)
時価総額 16,615百万円
全国の幼稚園や保育園で体育授業の指導や課外クラブの運営を行う。遠足・合宿の企画や園向け経営コンサルも。24.3期3Q累計は課外クラブ会員数の回復に遅れ。コンサル契約件数も伸ばせず。人件費増も利益の重石に。 記:2024/04/12
2749 東証プライム
729
9/27 15:00
+22(3.11%)
時価総額 64,042百万円
保育園・学童クラブ・児童館の運営等を行う日本保育サービスを中核とする持株会社。愛知県名古屋市に本社。ダスキンの持分法適用関連会社。保育園数は200園超。幼児学習プログラムの拡充などで児童数の拡大図る。 記:2024/09/02
3933 東証スタンダード
560
9/27 15:00
-9(-1.58%)
時価総額 4,407百万円
授業支援システムやデジタル教材、運用管理・セキュリティシステムなどを提供。進路支援サービスなども。授業支援ツールや情報セキュリティ関連が堅調。25年のGIGA端末更新本格化に向け自社製品が伸びる。 記:2024/08/08
4645 東証スタンダード
482
9/27 15:00
+1(0.21%)
時価総額 5,112百万円
千葉県地盤に小・中学生向け集団指導塾「市進学院」、個別指導塾「個太郎塾」等を展開。日本語学校の運営や介護福祉サービス事業等も。学研HD傘下。小学校低学年からの集客、大学受験向けの集客等に引き続き注力。 記:2024/06/07
691
9/27 15:00
-1(-0.14%)
時価総額 19,213百万円
学習塾大手。小中高校生向け個別指導塾「明光義塾」を直営・FCで全国展開。日本語学校やプログラミング教室、アフタースクール等も。在籍生徒数は3万人超。24年4月に明光義塾九大学研都市教室が新規開校。 記:2024/05/06
4686 東証プライム
3,615
9/27 15:00
-25(-0.69%)
時価総額 232,173百万円
パッケージソフト開発・販売会社。日本語入力システム「ATOK」や日本語ワープロソフト「一太郎」等の販売を行う。医療向けオフィス統合ソフト等も。個人向け事業は足踏み。24.3期3Qは法人向け事業が増収。 記:2024/04/16
4705 東証スタンダード
848
9/27 13:01
+1(0.12%)
時価総額 3,847百万円
PICL学習教室や螢雪ゼミナール、稲門塾などの教育事業が柱。サッカースクールなどのスポーツ事業、弁当の宅配事業等も展開。教育事業の生徒数は6200名超。スポーツ事業は新規スクールの出店、生徒募集に注力。 記:2024/05/08
4714 東証プライム
263
9/27 15:00
+3(1.15%)
時価総額 41,083百万円
首都圏中心に個別学習塾「TOMAS」を展開。家庭教師派遣教育の「名門会」、幼児教育の「伸芽会」等も。TOB成立でヒューリック傘下に。リソー教育オンラインストアを開設。27.2期売上高382億円目標。 記:2024/06/09
4718 東証プライム
1,604
9/27 15:00
-18(-1.11%)
時価総額 30,495百万円
小中高校生を対象とした進学塾「早稲田アカデミー」等を首都圏で直営展開。難関校の合格実績に強み。大学受験部の新領域開拓図る。26.3期営業利益30億円目標。早稲田アカデミー晴海校を24年7月に新規開校予定。 記:2024/06/11
4720 東証スタンダード
297
9/27 15:00
+2(0.68%)
時価総額 2,655百万円
東京・神奈川地盤の総合教育ソリューション企業。個別指導教室「城南コベッツ」や映像授業専門教室「河合塾マナビス」、乳幼児教室「くぼたのうけん」等を展開。学研HDと業務資本提携。AI活用の業務合理化進める。 記:2024/09/02
4735 東証スタンダード
475
9/27 14:59
-1(-0.21%)
時価総額 3,988百万円
京滋エリア中心に学習塾「京進」を展開。日本語教育事業や英会話事業、保育・介護事業も手掛ける。ドイツ、アメリカ、中国等にも進出。ICT活用の学習管理などが好評。日本語教育事業では新規学生の募集が順調。 記:2024/05/17
4745 東証スタンダード
410
9/27 15:00
+1(0.24%)
時価総額 22,259百万円
首都圏中心に個別指導塾を展開。科学教室や文章表現教室も。ベネッセグループ。完全オーダーメイドの個別指導が強み。期中平均在籍生徒数は3万720名。24.2期通期は売上横ばい。25.2期は小幅増収計画。 記:2024/04/17
7951 東証プライム
1,293.5
9/27 15:00
-2,499.5(-65.9%)
時価総額 702,370百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
9470 東証プライム
1,020
9/27 15:00
+4(0.39%)
時価総額 45,526百万円
児童書・学習書出版や塾・教室運営などの教育関連が柱。介護施設も。24.9期1QはDX投資継続で塾・教室の採算低下。だが語学・社会人教育が好調。介護施設の稼働率も堅調で増収・営業増益に。有証評価特損を計上。 記:2024/04/12
9769 東証プライム
1,950
9/27 15:00
-60(-2.99%)
時価総額 21,388百万円
東京で小学生向け進学塾「ena」を運営。都立中高一貫校や難関校対策で実績。オンライン学習「自宅ena」など学力向上体制を強化。新校舎の順調な生徒数や授業料の値上げなどにより、24.3期3Qは増収確保。 記:2024/04/16