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注目銘柄ダイジェスト(前場):安川電、ディーエヌエー、SUMCOなど

2017/10/24 11:34 FISCO
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):安川電、ディーエヌエー、SUMCOなど 安川電<6506>:3980円(-170円) 大幅反落。主力株の中で先陣を切って、前日に上半期の決算を発表。営業利益は278億円で前年同期比約2倍、通期予想は従来予想の455億円から540億円に上方修正。年間配当金も従来計画の30円から40円に引き上げた。ただし、実績値は会社計画や先の観測報道数値をやや下振れ、上方修正した通期予想も市場コンセンサス並みの水準でサプライズは限定的。第1四半期決算のプラスインパクトが強かっただけに出尽くし感が優勢に。 ディーエヌエー<2432>:2634円(+179円) 大幅反発。前日に任天堂<7974>が、スマホ向けアプリ「どうぶつの森」に関する情報を25日の12時にするとしている。同ゲームは、同社と任天堂の協業ゲームであり、配信開始の接近で期待感が先行する状況。ニンテンドー3DSで発売された『とびだせ どうぶつの森』は世界累計1100万本を超える大人気シリーズであり、これまでリリース予定は延期されてきていた。 SUMCO<3436>:2219円(+55円) 続伸。足元では上昇ピッチが早まる展開に。本日はゴールドマン・サックス証券が投資判断「買い」を継続で、コンビクション・リストに新規採用していることが材料視されている。目標株価は2100円から3100円に引き上げ。半導体製造装置セクターの中で、来期以降の業績改善は最も秀でている一方、株価は足元軟調で訂正余地は大きいとの評価。今後、良好なウエハ需給が持続する点が織り込まれてくると予想している。 東芝テック<6588>:655円(+12円) 大幅続伸。一時673円まで上昇し、1月23日につけた年初来高値を更新している。前日に上半期の業績予想を上方修正、営業利益は従来予想の50億円から100億円にまで倍増させている。POSシステムなどを扱う国内リテールソリューション事業を中心に好採算品の売上構成比が上昇したほか、円安による採算改善なども寄与。第1四半期好決算から上振れは想定線も、一転しての大幅増益見通しにインパクトは強まる。 五洋建<1893>:745円(+17円) 続伸。前日に上半期の収益予想を上方修正していることが買い材料に。営業利益は従来予想の113億円から134億円に上方修正。売上は下振れたものの、国内土木・建築工事の採算が改善したことが背景。第1四半期は2ケタ減益決算と低調なスタートであったことから、想定を上振れての増益見通しがサプライズに。なお、通期予想は据え置きとしているが、上振れを織り込む動きにも。 ヤマダ電機<9831>:597円(-16円) 大幅反落。上半期経常利益は前年同期比1割減の250億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想の316億円、同14%増益から一転、上半期としては4年ぶりの減益となる見込みのようだ。家具やリフォームの事業拡大に伴う店舗改装コストが膨らんだもよう。下期の住宅事業好転を見込んで、通期予想は据え置く見込みとされているが、決算の上振れが全般的に目立つ中、下振れ決算への反応は厳しくなっている。 Trends<6069>:1382円(+102円) 急伸。18年3月期上期予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想0.60億円の約2倍となる1.24億円と大幅に引き上げている。中核事業であるマーケティング事業が堅調に成長した他、経営の効率化も進展したようだ。第1四半期の進捗から上振れ期待は強かったと見られるが、修正幅の大きさがインパクトに。なお、通期計画は据置きとしている。 ドリコム<3793>:1333円(+56円) 大幅続伸。前日の大引け後に発表した18年3月期上期予想の上方修正が好感されている。営業利益を0.50億円から1.65億円に修正し、経常損益は0.50億円の赤字から一転、0.58億円の黒字予想に引き上げている。利益率の高い既存IPゲームアプリが想定を上回る好調な推移をみせた他、広告宣伝費を運用状況にあわせ調整したことなどが奏功したようだ。 文教堂HD<9978>:410円(+8円) 反発。アニメグッズの卸売業を始めると一部メディアが報じている。筆頭株主で出版取次大手の日本出版販売を通じ、全国の書店に自社で開発したキャラクターグッズを販売するようだ。報道によると、まずは名古屋市や京都府などの全国6書店にアニメ「おそ松さん」などの缶バッジやキーホルダーを販売する。高収益のアニメグッズによる業績寄与の他、来店者が書籍を買う相乗効果なども期待されているようだ。 ネオジャパン<3921>:1920円(+320円) 急騰。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表しており、流動性向上に期待した買いが向かっているようだ。なお、基準日は11月15日、効力発生日は11月16日。この影響で、配当予想を4円25銭から2円13銭に修正、実質1銭の増配とした。加えて株主優待制度も実質拡充している。 《DM》
関連銘柄 11件
1893 東証プライム
613.2
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時価総額 175,384百万円
海洋土木で国内トップ。陸上土木工事や建築工事も。東京国際クルーズターミナルなどで実績。シンガポールや香港など海外でも実績多数。建築部門は国内官庁向け中心に繰越高が増加。26.3期売上高6600億円目標。 記:2024/06/13
2432 東証プライム
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時価総額 297,731百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
3436 東証プライム
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時価総額 421,261百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3793 東証グロース
699
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-17(-2.37%)
時価総額 20,488百万円
スマホ向けゲームアプリの企画・開発・運用等を行うゲーム事業が主力。ライトノベルレーベル「DREノベルス」などのコンテンツ事業も展開。新規自社配信タイトル「悪魔王子と操り人形」を24年6月にリリース。 記:2024/08/29
3921 東証プライム
1,899
11/29 15:30
-13(-0.68%)
時価総額 28,322百万円
グループウェア中心のソフトウェア開発等を行うソフトウェア事業、システム開発サービス事業等を展開。グループウェア「desknet'sNEO」が主要製品。ストック売上比率は7割超。クラウドユーザーは順調増。 記:2024/08/23
6069 東証グロース
875
11/29 15:30
-27(-2.99%)
時価総額 6,994百万円
美容メディア「MimiTV」等の美容マーケティング領域、メディカルマーケティング領域で展開するマーケティング事業が主力。インベストメント事業も。美容マーケティング領域では取引ブランド数の拡大を図る。 記:2024/10/07
6506 東証プライム
3,919
11/29 15:30
-47(-1.19%)
時価総額 1,045,158百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6588 東証プライム
3,630
11/29 15:30
-60(-1.63%)
時価総額 209,193百万円
POSシステムやRFIDシステム、自動認識システム、デジタル複合機等を手掛ける。東芝グループ。POSシステムで国内トップシェア。リテールソリューション事業ではリカーリングビジネスの強化などを図る。 記:2024/07/02
7974 東証プライム
8,810
11/29 15:30
+25(0.28%)
時価総額 11,441,459百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9831 東証プライム
456.9
11/29 15:30
+2.8(0.62%)
時価総額 441,760百万円
家電量販店国内トップのヤマダデンキを中核とする持株会社。ヒノキヤグループなども傘下に持つ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで事業領域拡大。くらし体験・体感・完結型店舗を中心にエリア店舗開発を積極化。 記:2024/10/06
50
11/29 15:30
-1(-1.96%)
時価総額 2,169百万円
書籍や雑誌、文具、雑貨、ホビー商品等を扱う「文教堂書店」をチェーン展開する文教堂が中核の持株会社。プログラミング教育等も。書店事業では不採算店舗の閉店実施。トレーディングカードなどの売上拡大図る。 記:2024/10/29