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トラストテック Research Memo(4):技術系領域では技術者の確保が成長のカギを握る
2017/9/22 15:34
FISCO
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*15:34JST トラストテック Research Memo(4):技術系領域では技術者の確保が成長のカギを握る ■会社概要 3. 技術系領域セグメントの収益構造 技術系領域セグメントでは、トラスト・テック<
2154
>が抱える技術者を活用して、顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する、派遣・請負・委託の事業を行っている。実際の業務内容は技術者の派遣と、開発・設計等の請負・受託の2種類に大別されるが、約85%が技術者派遣、15%が請負・受託という構成となっている。請負・受託の場合であっても、同社の技術者が顧客の施設において業務を行うことが基本であり、同社の自社施設において受託開発を行うようなケースは極めてまれだ。 技術系領域は、製造系領域と比較して、“技術者”という付加価値があるため単価が高い。これが両セグメント間の利益率の差につながっている。同じ技術系領域の中で派遣と請負・受託を比較した場合、本来的には請負・受託の採算性が高くなるはずだ。現実には工数見積もりや納期など、当初の予算と比べてずれが生じやすく、結果的には派遣のほうが請負・受託よりも採算性が高い状況もごく普通に見られるという状況だ。 技術系領域の成長のカギは、優秀な技術者をいかに多く確保するかという点にある。とりわけ、現在のようなタイトな労働需給下にあっては、派遣先を見つけること以上に技術者を確保することが先決という状況だ。同社はかねてより、即戦力社員が得られるキャリア採用(いわゆる中途採用)を通じた人材獲得に注力してきた。しかし2年ほど前からは新卒採用も積極化させ、2015年4月に約200人、2016年4月に約260人と、ここ数年は200人~300人規模の新卒採用を行っている(数値は同社本体のみ)。 キャリア採用では、現状、月間当たり1,000人前後の応募に対して150人程度のペースで採用を続けている。同社を始めとして人材派遣業界がキャリア採用で人材が獲得できるようになっている背景には、派遣技術者自身のジョブ・モビリティ(流動性)が高いという状況がある。派遣技術者は、身分上は同社のような人材派遣企業(派遣元)の社員であるが、実際に勤務するのは顧客企業だ。そうした顧客企業やそこでの労働環境、待遇など、派遣技術者が転職する動機は多種多様で、それが業界全体での活発なキャリア採用につながっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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ビーネックスグループ、夢真ホールディングスの経営統合で2021年に誕生。エンジニア在籍数は2万2600名超。取引社数は約3400社。機電・IT領域が主力。在籍人数の増加や契約単価の改善等で建設領域は順調。 記:2024/06/25
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