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トラストテック Research Memo(1):人材確保の施策が順調に進捗。貪欲に成長を追求する同社に今後も注目

2017/9/22 15:31 FISCO
*15:31JST トラストテック Research Memo(1):人材確保の施策が順調に進捗。貪欲に成長を追求する同社に今後も注目 ■要約 トラスト・テック<2154>は技術者・製造スタッフの派遣や開発・設計・製造の請負を中核事業とする人材サービス会社。特に技術者派遣・請負で強みがあり、技術系の上場企業の中では海外展開にも積極的。 1. 2017年6月期は2ケタ増収増益達成 2017年6月期は売上高43,035百万円(前期比42.8%増)、営業利益3,220百万円(同26.3%増)と大幅増収増益で着地した。40%超の増収率は2016年8月に子会社化した英国MTrecの貢献によるものだが、中核事業である国内の技術者派遣事業でも目標とする年率20%の成長を果たした。製造スタッフ派遣事業では課題だった収益性の改善が着実に達成された。好業績の背景には、事業環境もさることながら、人材の採用と派遣先の確保及びその両者の効率的マッチングのための各種施策が順調に進捗していることがある。 2. 2018年6月期も20%増収・30%増益の成長スピードを維持 2018年6月期について同社は、売上高51,500百万円(前期比19.7%増)、営業利益4,250百万円(同32.0%増)と引き続き高い成長を計画している。国内では製造現場での人手不足が構造問題と化しているとみており、それを踏まえてこれまで以上に踏み込んだ施策で人員確保を積極化する方針だ。従来からの人員確保の施策と合わせて採用率を引き上げ、一段の業容拡大を目指す。 3. 中期経営計画は当初想定に対して実質1年前倒しで進捗。年率20%成長の目標を堅持 同社は2015年8月に策定した中期経営計画を毎年ローリングしながら中期成長戦略の道標としている。年率20%の収益成長スピード維持を目標とし、“自立成長とM&A”、“地域と領域での事業拡張”で実現を目指すという基本スタンスは当初から変更はない。これまでMTrec、フュージョンアイなどの買収を実行したほか、アジア地域では将来を見据えた種まきとして現地法人や合弁企業の設立を行った。これまでの実績として収益の当初計画を実質1年前倒しで実現したが、今後も年率20%成長の目標を堅持する方針だ。 ■Key Points ・年率20%の成長スピード維持が目標。“自立成長とM&A”、“地域と領域での事業拡張”で実現を目指す ・MTrecは順調な拡大が続くと期待。アジアは将来の市場拡大への布石を着実に打っていく方針 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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ビーネックスグループ、夢真ホールディングスの経営統合で2021年に誕生。エンジニア在籍数は2万2600名超。取引社数は約3400社。機電・IT領域が主力。在籍人数の増加や契約単価の改善等で建設領域は順調。 記:2024/06/25