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アンジェス Research Memo(6):開発費用が先行し、期間業績は損失が続く見通し

2017/9/11 15:16 FISCO
*15:16JST アンジェス Research Memo(6):開発費用が先行し、期間業績は損失が続く見通し ■業績動向 2. 2017年12月期以降の業績見通し アンジェス<4563>の2017年12月期の業績は、事業収益で360百万円、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失はいずれも3,400百万円と期初計画を据え置いている。事業収益については「ナグラザイム」の売上見込みだけを計画に入れており、第2四半期まではほぼ計画どおりに推移している。一方、費用面ではNF-κBデコイオリゴ(アトピー性皮膚炎治療薬)の臨床試験関連費用がなくなることを主因に、研究開発費が前期の4,188百万円から2,700~2,800百万円まで減少する見込みとなっており、営業損失額もほぼ同額分が縮小する計画となっている。 2018年12月期は、国内で重症虚血肢を対象疾患としたHGF遺伝子治療薬の条件及び期限付承認が下りれば、マイルストーン収入や製品売上の計上が見込まれるが、金額的には研究開発費を中心とした事業費用の方が上回り、損失が続く可能性が高いと弊社では見ている。2019年以降は椎間板性腰痛症を対象疾患としたNF-κBデコイオリゴや高血圧DNAワクチンの開発が順調に進めば、ライセンス契約またはライセンスアウトできる可能性があり、その金額次第では黒字化する可能性もある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06