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ボルテージ Research Memo(2):恋愛ドラマアプリの草分け。高い完成度で圧倒的シェアを獲得

2017/9/8 15:02 FISCO
*15:02JST ボルテージ Research Memo(2):恋愛ドラマアプリの草分け。高い完成度で圧倒的シェアを獲得 ■事業の概要 1. 事業の概要 ボルテージ<3639>の事業モデルはモバイルコンテンツ・サプライヤーとして、スマートフォンなどの携帯端末向けにコンテンツを配信し、その情報料を利用者から得るというものだ。業界構造として、情報料回収は通信キャリアやSNS事業者等のプラットフォーム運営者が代行してくれるので、同社自身はコンテンツの企画・開発・制作にフォーカスしている。 同社の特徴はそのコンテンツ戦略にある。同社はコンテンツのテーマを「恋愛と戦いのドラマ」に絞り込み、恋愛ドラマアプリに特化してモバイルコンテンツ事業をスタートした。同社は恋愛ドラマアプリの草分け的存在であり、ランキング上位に多数の恋愛ドラマアプリを送り込むなど、この分野では圧倒的な強さを誇っている。 製品のヒットを左右する要因には、キャラクターデザイン、ストーリー、進行における収集・育成要素の配置などがあり、これらの要素すべてにおいてつぼを押さえたアプリ制作ができている点が、恋愛アプリでの同社の成功につながったと弊社ではみている。同社は、社内の人材と外部のデザイナー、シナリオライターなどを適宜使い分けて制作に臨んでいる。キャラクターについては女性ユーザーの好み等について、年代別の違いも含めてデータの蓄積を進め、顧客の好みを外さない努力を絶えず行っている。また、ストーリーの点では“マルチエンディングストーリー”策が成功の1つの要因だったと弊社ではみている。マルチエンディングストーリーとはアプリの進め方や途中経過によって結末が異なるもので、ユーザーが感情移入しやすい状況の醸成に貢献していると考えられる。こうした地道な積み重ねが、ヒット作を安定的に量産することにつながった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《NB》
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時価総額 1,570百万円
女性向け恋愛ドラマアプリが主力。「100シーンの恋+」などを展開。男性向けアプリ、電子コミック販売ストア、電子コミックレーベルの運営等も。「ボル恋comic」は売上順調。販路拡大や原作力の強化等を図る。 記:2024/07/05