マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 17:21:52
9,637,686
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

GMOペパボ Research Memo(4):積極的なプロモーション活動やグループ内でのシナジーにより差別化を図る

2017/9/1 15:35 FISCO
*15:35JST GMOペパボ Research Memo(4):積極的なプロモーション活動やグループ内でのシナジーにより差別化を図る ■事業概要 2. 強みと競合 GMOペパボ<3633>の強みは、これまでインターネットに関連した30以上のサービスを独自に開発・運用しており、そのノウハウを保有していることにある。また、サービスのネーミング、Webサイトやアプリなどのデザインにおけるオリジナリティも同社の大きな特徴となっており、創業来の強みの1つであると考えられる。 同社が提供するインターネットサービス市場における参入障壁は比較的低いため、サービスを開始した当時に比べると競合企業も増加している。主な競合企業は、ホスティング事業(レンタルサーバー)ではさくらインターネット<3778>が挙げられ、個人用レンタルサーバー市場では2社で約5割のシェアを握っている。参入企業は多いが価格競争は沈静化しており、業界最低水準でサービスを提供する同社のシェアは安定して推移している。 また、EC支援事業での競合としてはEストアー<4304>、CtoCハンドメイドマーケット「minne」の競合としては、(株)クリーマ(作品数で業界第2位の「Creema」を運営)、Pinkoi Japan(株)※の2社が挙げられる。同社は前述した強みに加えて、積極的なプロモーション活動やGMOインターネットグループ内での決済やインフラサービスなどとのシナジーにより同業他社との差別化を図っている。 ※アジア最大級のデザイナーズマーケットを運営するPinkoi(ピンコイ)の日本法人。日本の様々な作り手による手仕事やハンドメイドの作品を購入・販売できる、手仕事の ギャラリー&マーケット 「iichi」を運営する。 3. 事業リスク 事業リスクは、セキュリティ対策や社員教育強化などの対策を講じているものの、同社のサービスが個人向け中心で数多くのデータを扱っている性格上、データの流出・消失する可能性がゼロでないこと。さらに、注力している「minne」は個人間の取引であることから、同社が100%関与できないことも事業リスクになる可能性がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
関連銘柄 3件
3633 東証スタンダード
1,342
10/11 15:00
-2(-0.15%)
時価総額 7,339百万円
レンタルサーバやEC支援サービスを展開。ハンドメイド通販「ミンネ」も。GMOインターネットの連結子会社。ホスティング事業は単価上がり堅調。EC支援はコスト抑制。AIによるサービス開発。配当性向50%。 記:2024/06/07
3778 東証プライム
4,040
10/11 15:00
-5(-0.12%)
時価総額 151,989百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
4304 東証スタンダード
1,386
10/11 15:00
-4(-0.29%)
時価総額 7,813百万円
ECサイト構築支援などを手掛ける。マーケティングサポートや決済サービスまでの一貫体制を構築。EC事業は大型案件の堅調な受注が続く。HOI事業は伸長。営業外収益の増加等により、24.3期3Qは大幅経常増益。 記:2024/04/15