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自動車決算まとめ:販売動向は底堅い、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017/8/8 11:50 FISCO
*11:50JST 自動車決算まとめ:販売動向は底堅い、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 先週末にトヨタ自<7203>とマツダ<7261>が資本提携を発表しましたね。決算発表とあわせて大きなインパクトとなりました。8/8付の「Daily Outlook」では、自動車各社の18年3月期決算を総括し、考察されているのでご紹介します。 まず同レポートでは、18年3月期決算を総括し、『自動車各社の18/3期1Q(4-6月期)決算が出揃った。主要7社合計の営業利益は前年同期比3.1%減と2四半期ぶりに小幅減益に転じたが、事前のQUICKコンセンサス予想(7/21時点)に対しては3.1%上振れた。前年対比では、販売台数増による売上増がプラス寄与したものの、原材料高や販売促進費用の増加等、コスト増を吸収しきれなかった』と伝えています。 一方で、『ただ、販売台数は、SUBARUやスズキなどが1Qとして過去最高の販売台数を更新するなど、事業環境は堅調と言えるだろう。株式市場が懸念している米国市場についても、ホンダやマツダなどで苦戦が示された一方で、SUBARUは1Qの販売台数が前年同期比19%増と好調、トヨタも増加しており、一概に悲観する必要はなさそうだ。このことは、業界データでも裏付けられており、米国における新車販売台数のマイナス成長が続く中、日本車メーカーは3ヵ月連続でプラス成長を維持している』と見ています。 続けて、通期計画の修正について『18/3期通期営業利益については、トヨタとホンダが上方修正した一方、残りの5社については期初時点の計画が据え置かれた。ただ、12~16年度の過去5期のうち、1Q決算発表時に通期計画が修正されたのは、主要7社併せても7回(率としては20%)に過ぎず、例年1Q決算時は計画が据え置かれる傾向が強い。堅調な販売動向を踏まえれば、次の2Q決算での増額修正が期待できよう』との見解を述べています。 最後にレポートでは、北米市場への過度な懸念は不要とした上で、『投資妙味の高まりが期待される出遅れ自動車株』を紹介しています。具体的には足元での販売動向が良好なSUBARU<7270>やトヨタ自<7203>のほか、マツダ<7261>など全7銘柄が挙げられていますので、詳しくは8/8付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《DM》
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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7270 東証プライム
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自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14