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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター:ボーイング787関連銘柄が上がる?!

2017/7/31 13:38 FISCO
*13:38JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター:ボーイング787関連銘柄が上がる?! 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- 2017年7月28日10時に執筆 「ボーイング787」は、米ボーイング社が開発した中型旅客機だ。大型機では採算を取りづらい路線でも活用できるぞ。路線網を強化しつつ搭乗率を高めたい航空会社のニーズを満たす機種と言えるな。従来の中型機と比べて航続距離が長く、長距離路線にも投入できる点が魅力で、多くの航空会社が導入を進めているぜ。 ■グローバル化進展や余暇時間増加で航空需要は旺盛 世界では一部に保護主義的な動きこそ見られるものの、中長期的なグローバル化進展の流れは継続している。グローバル化が進むことで企業の海外進出が増加し、ビジネスにおいて海を越えた移動をするケースも少なくないぞ。 日本やアメリカ、ヨーロッパといった先進諸国間はもちろん、中国やインドなどの新興国との長距離移動でも航空機が重要な役割を果たしている。加えて、日本では働き方改革が進められており、余暇時間の増加が期待されるな。 世界各国でも労働時間を短縮してワーク・ライフ・バランスを整えることは1つの課題として認識されているぞ。余暇時間が増えれば観光目的での旅行が増え、航空需要増につながると考えられる。中型機のボーイング787の導入で路線網が増加すれば、さらに旅行需要を刺激することとなるぜ。 ■国産旅客機MRJをはじめ新規参入組は苦戦 成長が期待できる航空機ビジネスには、米ボーイング社のほか仏エアバス社が取り組んでいる。この2社が巨大勢力として高いシェアを誇っているのが実情だ。 ブラジルのエンブラエル社が健闘しているものの、中国や日本などの新規参入組は苦戦してるぜ。日本では三菱重工業<7011>が国産旅客機「MRJ」の開発に取り組んでいるが、既に当初の予定よりも大幅に納品が遅れる見通しだ。ただ、日本航空<9201>(JAL)や全日空(ANAホールディングス<9202>)といった日本の航空会社にはMRJの代替としてボーイング機を確保する動きがあることから、ボーイング787への需要は今後も期待できるぞ。 新興国で経済発展が進めばより多くの航空路線が求められることになり、中長距離を移動できる中型旅客機のニーズはさらに高まる見通しだ。関連銘柄には増産などのニュースをきっかけとした資金流入が見込めるから注意しておくように。 ■ボーイング787関連銘柄が注目されている理由 ボーイング787は世界各国の航空会社が導入を進めていることから注目されているな。ボーイングはアメリカ企業であるが、ボーイング787の機体に使用される部品のなかには日本企業が製造しているものも少なくないからな。ボーイング787の生産台数が増えれば日本企業も恩恵を受けることができるのだ。 航空機部品の製造が増えれば、中長期的には国産旅客機の生産コスト削減にもつながる。日本企業が航空機部品の製造技術を磨き上げることにも、ボーイング787の好調が寄与するだろう。 日本では東京五輪の開催が決定しているほか、万博誘致も進められている。既に訪日外国人観光客数が増加を続けていることもあり、航空機に対する関心は高いだろう。世界各地で見られるボーイング787の認知度は高く、関連銘柄には継続的な資金流入を期待したいぜ。 ■株ファイターオススメのボーイング787関連銘柄 <3402>東レ 同社は炭素繊維ビジネスに取り組んでおり、国内だけでなく国際的にも高い知名度を誇っている。炭素繊維は軽量かつ耐久性が高いことから、航空機材料に適している。ボーイング787の生産台数が増えれば東レにも恩恵波及が期待できる。 <7011>三菱重工業 同社は国産旅客機MRJの開発遅れが懸念材料だ。しかし、航空機ビジネスにおいては部品製造を着実に進めているぞ。フライトシミュレーターの製造も行うなど、航空機ビジネスに幅広い角度から取り組んでいる企業だぜ。 <9706>日本空港ビルデング 同社は羽田空港ターミナルビルの管理・運営を実施し、他空港でも卸売業務等に関わっている。ボーイング787のような中型機で長距離路線を運航できるようになれば、空港利用者の増加が期待されるぞ。特に訪日客の増加で日本の空港は恩恵を受けやすく、都心に近い羽田の利便性は外国人からも評価されやすいぜ。 ■一言 ボーイング787関連銘柄は航空機需要の増加により注目したいテーマだ。日本企業も部品製造に深く関わっていることから、ボーイング787の生産増に期待したい! 今回のボーイング787関連銘柄は、今挙げた3つの銘柄のほかに、自身のブログ【株ファイターの株報道】にてさらにいくつか紹介している。そっちの方もチェックしてみてくれ。 その他にも、話題のテーマ株であるIoT関連、人工知能関連、フィンテック関連、ドローン関連、自動運転関連、TPP関連、バラスト水処理関連、トランプ関連や個人的に注目しているリニア中央新幹線関連、ロボット関連、リチウムイオン電池関連、ZMP関連などの情報を無料で公開しているから、興味があったら【株ファイターの株報道】と検索だ! ---- 執筆者名:株ファイター ブログ名:株ファイターの株報道 《HK》
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羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11