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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、JSR、戸田工など

2017/7/14 11:39 FISCO
*11:39JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、JSR、戸田工など ファーストリテ<9983>:34600円(-1620円) 大幅続落。前日に第3四半期の決算発表を行っている。累計営業利益は1806億円で前年同期比24%増益となった。上半期の同31%増益からは増益率が鈍化、通期予想の37%増益に対して進捗遅れも懸念される状況に。国内ユニクロ事業における、円安による原価率の上昇、人件費や物流費の増加などが増益率鈍化の背景とみられる。JPモルガン証券では、市場予想との乖離が縮小したとして、投資判断を「ニュートラル」に格下げしている。 JSR<4185>:2034円(+61円) 大幅続伸。第1四半期営業利益は100億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。日本基準では前年同期実績は56億円であり、大幅増益の形となっている。80億円程度の市場予想も大きく上振れている。合成ゴム製品の値上げ効果などが寄与したようだ。通期業績コンセンサスが切り上がる方向とみられる。なお、日ゼオン<4205>など他の合成ゴムメーカーにも連想感が波及する展開に。 DIC<4631>:4145円(-130円) 大幅続落。上半期営業利益は前年同期比4%増の270億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。化粧品向けの顔料や液晶材料などが好調で増益を確保したが、一部原料価格の上昇などによる採算悪化で、従来予想の280億円は下振れる形のようだ。市場予想も会社計画線であったとみられる。なお、通期予想は据え置きの公算とされているが、市場では会社計画上振れとの見方が多かったとみられる。 タカタ<7312>:97円(-8円) 買い先行もマイナス転換。民事再生法の適用申請が伝わって以降株価は急落、7月7日には最安値15円をつけていたが、連日で買い進まれる展開になっている。安値から株価は10倍の水準にまで上昇。ただ、会社側で正式に民事再生手続開始申立を行ったことにより、7月27日には上場廃止となる見込みである。上場廃止後に100%減資となる可能性は非常に高いとみられる。前場中頃に上げ幅を消し、マイナスに転じており完全なババ抜き感覚のマネーゲームに。 戸田工<4100>:326円(+20円) 急伸。電動車シフトの可能性の高まりを背景に、足元では電気自動車関連銘柄の強い動きが目立ってきている。本日の一部特集記事では、電動車は一過性のブームではないなどともされており、一段と関連銘柄への関心が高まる状況に。同社はリチウムイオン電池正極材で、ドイツのBASFと合弁展開している。同社のほかにも、本日は安永<7271>、ダブル・スコープ<6619>などの電気自動車関連が値を飛ばしている。 UTグループ<2146>:2029円(+55円) 8日続伸で上場来高値更新。子会社のUTテクノロジーが製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアとサービスを提供する米シーメンスPLMソフトウェアの日本法人と「Consulting & System Integrationパートナー」契約を締結したと発表している。IoT(モノのインターネット)やPLMソリューションの導入支援、機能開発、運用サポート等のコンサルティング及びシステム・インテグレーション事業におけるアライアンスに合意した。 夢の街創造委<2484>:1194円(+44円) 急反発。朝方に一時1289円まで上昇する場面があった。株主優待制度を導入すると発表している。毎年8月末時点で100株(1単元)以上保有する株主が対象となり、同社の運営する宅配デリバリーサイト「出前館」で利用できる金券(Visaギフトカード)を贈呈する。優待金額は保有期間に応じて変わり、1年未満の場合は3000円分となる。17年8月末時点の株主より実施するという。 ハーモニック<6324>:4285円(+185円) 上場来高値更新。17年4-6月期(第1四半期)の受注高・売上高実績(単体)を発表している。売上高は前年同期比28.9%増の83.52億円、受注高は同2.8倍の179.85億円となり、ともに四半期ベースにおける過去最高額となった。受注動向では産業用ロボット向けが大幅に増加したほか、半導体製造装置向け、フラットパネルディスプレイ製造装置向け、金属工作機械向けなどその他の主要用途向けも増加したという。 シンプロメンテ<6086>:4605円(-150円) 急反落。一時4370円まで下落する場面があった。17年3-5月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比12.6%増の14.90億円、営業利益は同31.4%増の0.71億円と増収増益で着地した。ただ、株価は業績期待を背景に上昇が続いていたため、本日は発表を受けて短期的な材料出尽くし感が先行したようだ。なお、18年2月期の通期業績については、営業利益で前期比16.3%増の3.00億円とする従来予想を据え置いている。 《DM》
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