マーケット
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
42,330.15
+17.15
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 16:30:08
9,232,559
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

テクマト Research Memo(5):高い成長性、収益性と潤沢な手元キャッシュで財務状況は良好

2017/6/30 15:45 FISCO
*15:45JST テクマト Research Memo(5):高い成長性、収益性と潤沢な手元キャッシュで財務状況は良好 ■テクマトリックス<3762>の業績動向 2. 財務状況と経営指標 財務状況に問題はない。2016年3月期に楽天<4755>からの自社株買いのために2,500百万円の長期借入を行い、固定負債が増加していたが、2017年3月期は着実に返済・減少した。また利益剰余金も積み上がり、期末の自己資本比率は27.9%(前期比2.8ポイント向上)となった。 期末での有利子負債は2,500百万円となったが、当該借入金に対する金利負担も低いことから、現金及び預金が5,458百万円あり、財務面にはまったく問題はない。 キャッシュフローが着実に積み上がっている点からも財務に問題ないことがわかる。営業活動によるキャッシュフローが、前受保守料の増減額の減少などにより1,629百万円の収入(前期は1,366百万円の収入)、投資活動によるキャッシュフローがその他の敷金の回収による収入の減少などで454百万円の支出(前期は89百万円の支出)、財務活動によるキャッシュフローが長期借入金の返済等による支出の増加で414百万円の支出(前期は869百万円の支出)となった。以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は5,458百万円(前期末は4,698百万円)となり、十分なキャッシュを保有している。 経営指標を見ると、健全性を表す自己資本比率は利益剰余金の積み上げで27.9%と前期比で2.8ポイント向上したほか、流動比率も150.2%とわずかながら改善した。有利子負債比率も51.9%と16.4ポイント改善しており、健全性の問題はない。収益性を表すROA、ROE、売上高営業利益率についても、過去最高利益の更新で、いずれの指標も向上している。潤沢なキャッシュも保有し、必要に応じて機動的なM&Aなどの成長投資を行うことが可能な財務状況である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹) 《NB》
関連銘柄 2件
3762 東証プライム
2,367
10/1 15:00
-35(-1.46%)
時価総額 105,374百万円
クラウド型セキュリティ対策製品の提供等を行う情報基盤事業が主力。アプリケーション・サービス事業、医療情報クラウドサービス等の医療システム事業も。情報基盤事業は好調。中計では27.3期売上高750億円目標。 記:2024/06/11
4755 東証プライム
917.5
10/1 15:00
-8.1(-0.88%)
時価総額 1,890,977百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08