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ヨシムラフード Research Memo(6):M&Aによる拡大は見込んでおらず、業績予想は極めて保守的

2017/6/26 15:06 FISCO
*15:06JST ヨシムラフード Research Memo(6):M&Aによる拡大は見込んでおらず、業績予想は極めて保守的 ■業績動向 2. 2018年2月期会社連結業績予想 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>の2018年2月期会社連結業績予想は、売上高19,088百万円(前期比17.5%増)、営業利益576百万円(同16.9%増)、経常利益は607百万円(同14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は412百万円(同16.7%増)としている。増収予想の大部分が前期においてグループ入りした子会社による通年寄与となっており、成長の源泉となるM&Aによる拡大はこの業績予想数値には織り込んでおらず、極めて保守的な予想数値と弊社では見ている。2018年2月期においてどれくらいの件数のM&Aをできるか、また買収案件がすぐに収益に寄与するかにもよる。前期は東証一部への市場変更に伴う審査のため年度後半においてはM&Aがまったくできなかったが、この制約があっても3件のM&Aを実施したこと、同社が東証一部に指定替えなどで知名度が上がり、案件を多く持ち込まれるようになってきたことを考慮すると、制約のない2018年2月期は単純に考えても5~6件のM&Aは可能と考える。同社は、2017年2月期においても保守的な業績予想を期初に発表しており、その後、2度にわたり予想を上方修正した。このことから、今期についても同様にM&Aの契約締結に伴い増額修正を発表すると思われる。今期は制約なしで、本来の実力が発揮される見込み。同社がM&Aの実施を発表するプレスリリース及び業績の上方修正を期待したい。 (執筆:フィスコアナリスト) 《NB》
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食品の総合商社「ヨシムラ・フード」、中華総菜の製造・販売を行う楽陽食品、海産物の加工・販売を行うワイエスフーズなどを傘下に収める持株会社。海外でも事業展開。国分グループ本社など提携先との協業推進。 記:2024/08/27