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ヨシムラフード Research Memo(2):食品業界を中心に中小企業を買収・支援

2017/6/26 15:02 FISCO
*15:02JST ヨシムラフード Research Memo(2):食品業界を中心に中小企業を買収・支援 ■会社・事業概要と沿革 1. 会社・事業概要 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>は、食品業界を中心に中小企業を買収・支援を主に行う会社。中小企業の支援・活性化を目的とし、持株会社としてグループ全社の経営戦略の立案・実行及び経営管理を行い、各子会社の強みを伸ばすとともに、子会社に対し、営業・製造・商品開発・品質管理、経営管理といった機能ごとに支援及び統括を行う「中小企業支援プラットフォーム」を構築している。現在、ホールディングス傘下には、製造事業で、チルドシウマイや餃子を製造販売する楽陽食品、かきフライ等を製造販売する(株)オーブン、乾麺等の製造販売を行う白石興産(株)、岩手県の酒造10社が集う(株)桜顔酒造、ピーナッツバターのパイオニアである(株)ダイショウ、ねぎとろやまぐろの切り落としの製造販売を手掛ける(株)雄北水産、ゼリー製造の純和食品、福島県の酒造メーカーである榮川酒造、チルド冷凍とんかつ等が主力のエスケーフーズ、販売事業では、業務用食材の企画・販売を手掛けるヨシムラ・フード、冷凍食品の企画・販売を行う(株)ジョイ・ダイニング・プロダクツの合計11の子会社がある。現在は中小食品企業が主だが、今後は他分野へも展開予定のもよう。 国内には多くの中小企業があり、少子高齢化による売上減少あるいは事業継承問題等で、本来の力を発揮できずに立ち行かなくなっている企業が増加している。そうした企業の株式や事業を譲り受け、ヒト・モノ・カネによる支援を行うことにより、地方の中小食品企業の再成長と地域経済の活性化を図ることができる。商品力・技術力・営業力など、何か1つの「強み」を持った中小食品企業がグループとなり、独自のプラットフォームを創出することで、中小食品企業の活性化を図るとしている。 2. 沿革 2008年3月に吉村元久(よしむらもとひさ)代表取締役CEOが(株)エルパートナーズを設立、事業を開始、その後、現在の商号に変更した。2008年12月には(株)ミズホ(現・ヨシムラ・フード)及び楽陽食品をグループ化した。2010年にはベンチャーキャピタル5社より出資を受け、同年2月に白石興産、7月にジョイ・ダイニング・プロダクツ、12月に桜顔酒造をグループ傘下におさめた。2013年にはオーブンをグループ会社化、2014年には、(株)産業革新機構を割り当て先とする総額約9億円の増資を実施するとともに、2月にはダイショウを買収した。2015年には、G-7ホールディングス<7508>及び日本たばこ産業<2914>より出資を受け、同年2月に雄北水産を買収した。2016年3月に東京証券取引所マザーズに上場、同年7月に純和食品、9月に栄川酒造とエスケーフーズを傘下におさめた。2017年3月には東京証券取引所市場第一部へ市場変更となっている。 (執筆:フィスコアナリスト) 《NB》
関連銘柄 3件
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時価総額 43,360百万円
食品の総合商社「ヨシムラ・フード」、中華総菜の製造・販売を行う楽陽食品、海産物の加工・販売を行うワイエスフーズなどを傘下に収める持株会社。海外でも事業展開。国分グループ本社など提携先との協業推進。 記:2024/08/27
2914 東証プライム
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時価総額 8,188,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
7508 東証プライム
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時価総額 75,878百万円
食料品店「業務スーパー」やカー用品店「オートバックス」の有力FC。精肉事業やミニスーパー事業「リコス」等も展開。車関連事業では円安効果で海外向け中古車販売が伸びる。26.3期売上高2500億円目標。 記:2024/06/04