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リソル Research Memo(1):2017年3月期連結経常利益は前期比36.6%増、長期経営目標へ順調な進捗

2017/6/22 15:01 FISCO
*15:01JST リソル Research Memo(1):2017年3月期連結経常利益は前期比36.6%増、長期経営目標へ順調な進捗 ■要約 1. 会社概要 リソルホールディングス<5261>は、主に運営と不動産開発を事業ドメインに据えた会社で、近年はそれだけにとどまらず、人にやさしい事業やサービスなども提供している。セグメントは、ホテル運営事業、ゴルフ運営事業、開発事業、福利厚生事業、リゾート関連事業の5つ。現在の収益柱は、ホテル運営事業、ゴルフ運営事業、開発事業で、2017年3月期の決算では売上高が、それぞれ36.9%、41.1%、9.9%、営業利益(調整額を除いて算出)段階では、39.0%、19.1%、40.7%を占めている。今後の成長ドライバーは開発事業で、中期的に太陽光発電事業、長期的には日本初の本格的大学連携型CCRC(Continuing Care Retirement Community: 継続ケア付き高齢者用コミュニティ)事業がある。 2. 2017年3月期連結決算 2017年3月期連結業績は、売上高が前期比5.9%増の22,277百万円、営業利益が同36.3%増の1,818百万円、経常利益が同36.6%増の1,640百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同29.8%増の1,318百万円と増収増益となった。ホテルの収益改善、売電開始、連結子会社の運営力でバリューアップした投資再生不動産の売却等による貢献が主な増益要因。 3. 2018年3月期会社連結業績予想と単元株式数の変更 2018年3月期の連結業績予想は売上高22,000百万円(前期比1.2%減)、営業利益1,300百万円(同28.5%減)、経常利益は1,700百万円(同3.6%増)。営業減益にも関わらず経常増益となっているのは、前期において売上高に多く計上されていた不動産の売却額がその保有形態の違いにより、今期は営業外収益に多く計上されるため。また、同社は単元株式数を現在の1,000株から100株への変更及び株式併合を2017年10月1日に予定している。 4. 長期経営目標に向かって順調に進捗、目標数値のうちROA・自己資本比率・ROEは初年度で達成 数値目標のうち、ROA・自己資本比率・ROEは、初年度にして達成となった。売上高及び経常利益目標については道半ばであるが、ホテル案件の獲得、ゴルフ場における集客増加、太陽光発電事業の拡大、CCRCのソフト面の充実など計画に沿って順調に進捗している。販売用不動産のバリューアップを担う運営と不動産開発のシナジーにより長期経営目標の達成を見据える。 ■Key Points ・ホテル運営事業、ゴルフ運営事業、開発事業が大きな収支の柱。 ・中期的には太陽光発電事業、長期的にはCCRC事業による成長拡大を見込む。 ・長期経営目標に向かって順調に進捗。売上高及び経常利益目標数値は道半ばも、経営指標目標は既に達成。 (執筆:フィスコアナリスト) 《NB》
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ホテルとゴルフ場の経営が柱。福利厚生代行や再エネビジネスも。三井不動産およびコナミグループの持分法適用関連会社。リソルの森事業は業績順調。団体利用が増加。単価も上がる。ゴルフ会員権等の販売も堅調。 記:2024/06/12