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ヘリオステクノ Research Memo(4):2017年3月期は利益が予想を上回って着地。実質前期比約22%の増収

2017/6/8 16:05 FISCO
*16:05JST ヘリオステクノ Research Memo(4):2017年3月期は利益が予想を上回って着地。実質前期比約22%の増収 ■業績の動向 1. 2017年3月期決算の概要 ヘリオス テクノ ホールディング<6927>の2017年3月期決算は、売上高17,117百万円(前期比33.6%減)、営業利益1,386百万円(同17.3%増)、経常利益1,375百万円(同17.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,144百万円(同41.7%増)と減収ながら大幅増益で着地した。 同社は期中に業績予想を上方修正したが、それとの比較では売上高はわずかに未達となった。しかし、営業利益以下の各利益項目は修正予想を上回った。 売上高が前期比大幅減収となったのは、前期には売上高が11,700百万円規模の一過性の大型中古設備案件があったためだ。これを除いて計算すると、実質的には約22%の増収だった。 セグメント別の詳細は後述するが、ランプ事業と人材サービス事業は前期比増収となった。製造装置事業は前期比47.4%減収となったが、これは前述の大型中古設備移設案件が影響したためだ。これを除いた実質ベースでは前期比約40%増収となる。 利益面では、前期にあった大型中古設備案件の利益がほとんどなかったことから、実質ベースでの約22%増収を反映し、売上総利益は前期比3.1%(131百万円)の増益となった。販管費は前期の大型中古設備案件に関連した荷造運搬費等の減少で、前期比2.3%(72百万円)減少した。その結果営業利益は前期比17.3%(204百万円)の増益となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MW》
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フェニックス電機、ルクス、ナカンテクノなどを傘下に収める持株会社。配向膜印刷装置等の製造装置事業が主力。露光装置用光源ユニット用ランプ等も。産業用LEDなどは量産化に対応した生産体制の確立等に取り組む。 記:2024/08/06