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メタップス Research Memo(5):決済手数料を抑えた「SPIKE」で決済ビジネスに新風を吹き込む

2017/5/12 16:44 FISCO
*16:44JST メタップス Research Memo(5):決済手数料を抑えた「SPIKE」で決済ビジネスに新風を吹き込む ■メタップス<6172>の事業内容詳細 (2)ファイナンス事業 ファイナンス事業の中核を成すのが、「SPIKE」である。「SPIKE」は非対面の決済プラットフォームで、2014年4月にサービスを開始している。決済手数料を低価格に抑えたい個人事業者や中小規模の事業者が主なターゲットであり、当初は月額100万円※の取引まで決済手数料が無料という革新的なサービスが脚光を浴びた。その後、サービス開始から15ヶ月で10万アカウント突破、20ヶ月で20万アカウント突破するなど、サービス利用者は右肩上がりで増加し、2016年4月には25万アカウントに達した。 ※2016年4月以降、月額10万円の取引まで決済手数料無料 主なサービスとして、SPIKE決済、SPIKEコイン、SPIKEマーケットの3種類が存在する。 a) SPIKE決済 SPIKE決済はクレジットカードの決済サービスであり、フリープランとビジネスプレミアムの2つのプランが存在する。フリープランは月額10万円まで決済手数料が無料で、初期費用、月額費用も無料とカード決済が初めての個人事業主や個人間売買が主なターゲットと思われる。そして、ビジネスプレミアムは決済手数料2.55%〜3.4%と低めに設定されており、決済手数料を抑えたい個人事業主や中小事業者が主なターゲットであろう。 なお、決済事業については、2016年に買収したペイデザインの傘下に事業分割し、「(株) SPIKEペイメント」を承継会社として事業を継続している。 b) SPIKEコイン SPIKEコインはネット上の支払いに使えるプリペイド型の電子マネーである。「SPIKEマーケット」で決済した金額の最大5%が付与されたり、保有額に対し年間1%の割合で増えるなど、が特徴だ。 c) SPIKEマーケット SPIKEマーケットはSPIKE会員向けの優待サービスであり、一休.comやオリックス<8591>グループ、大塚商会<4768>などと提携し、クーポン券から、オフィス用品、OA機器まで幅広い商材を低価格で提供している。「SPIKE」利用者の多くは個人事業主や中小事業者であり、ディストリビュータ(販売業者)から通常価格で仕入れるケースが大半である。同社はディストリビュータと提携し、ユーザ向けに優待価格で販売するマーケットを作り、ディストリビュータの販売価格と、顧客からの受取額の差額を同社の収益としている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行) 《TN》
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