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ラクオリア創薬 Research Memo(4):動物用新薬の影響で下方修正したがマイルストン収入で修正予想を上回り着地

2017/4/26 16:21 FISCO
*16:21JST ラクオリア創薬 Research Memo(4):動物用新薬の影響で下方修正したがマイルストン収入で修正予想を上回り着地 ■業績動向 1. 2016年12月期決算の概要 ラクオリア創薬<4579>の2016年12月期決算は、事業収益(売上高)705百万円(前期比384.7%増)、営業損失759百万円(前期は1,864百万円の損失)、経常損失720百万円(前期は1,795百万円の損失)、当期純損失728百万円(前期は1,854百万円の損失)で着地した。 同社は2016年11月に、導出先企業の1社であるAratana Therapeutics Inc.(以下、Aratana)から同社が導出したEP4拮抗薬Galliprant®の販売開始時期の変更が発表されたことを受けて、業績見通しを下方修正した。事業収益の見通しは期初予想の950百万円から660百万円に、営業損失見通しは819百万円から845百万円に、それぞれ引き下げられた。2016年12月期決算の着地は、その修正予想に対しては事業収益、営業損失も若干好転しての着地となった。その要因は、同社がAratanaに対して導出したもう1つの薬剤Entyce®についてマイルストン収入が計上されたことによる(詳細は後述)。 事業収益の上振れ分以上に営業損失(及びそれ以下の利益項目)が改善したのは、2016年12月期中に終了を予定していた臨床試験が、2017年12月期にずれ込んだことによる。臨床試験の費用が一部翌期に繰り越された結果、2016年12月期の事業費用が予定よりも減少し、営業損失の改善幅が拡大した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《NB》
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旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19