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ソーバル Research Memo(4):自己資本比率は77.8%、営業キャッシュ・フローは前期を上回る水準

2017/4/19 15:06 FISCO
*15:06JST ソーバル Research Memo(4):自己資本比率は77.8%、営業キャッシュ・フローは前期を上回る水準 ■業績動向 (2) 財務状態及びキャッシュ・フローの状況 ソーバル<2186>の2017年2月期末時点における総資産は2016年2月末比で230百万円減少し3,567百万円となった。内訳を見ると、流動資産は同170百万円、固定資産が同60百万円減少した。流動資産が減少した主因は、現預金の減少による。負債は同250百万円減の792百万円。有利子負債はなく無借金経営を貫いている。一方、純資産は最終利益の計上に伴う利益剰余金の増加や期中に実施した自己株買による自己株式の増加(純資産に対しては減算科目)などにより同19百万円増に留まり2,775百万円となった。期末の自己資本比率は77.8%と極めて厚く、前期末から5.3ポイント上昇した。 各キャッシュ・フローの状況について見ると、2017年2月期の営業キャッシュ・フローは219百万円の収入となった。法人税等の支払額242百万円、未払い金の減少額45百万円、未払消費税等の減少額35百万円などの減少要因もあったが、税金等調整前当期純利益が500百万円のほか、のれん償却額37百万円、売上債権の減少額35百万円、減価償却費21百万円などが上回り、減益であったものの前期の営業キャッシュ・フロー145百万円を上回る収入となった。投資キャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出6百万円もあったが、定期預金の払戻による収入100百万円で、94百万円の収入で着地。財務キャッシュ・フローでは、配当金の支払額170百万円、自己株式の取得による支出157百万円などがあり、327百万円の支出。フリー・キャッシュ・フローは314百万円の収入。期末の現金及び現金同等物の残高は1,390百万円となった。 (執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら) 《HN》
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