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SDエンター Research Memo(11):新規出店は、収益性重視で慎重に進めるスタンス

2017/4/13 16:24 FISCO
*16:24JST SDエンター Research Memo(11):新規出店は、収益性重視で慎重に進めるスタンス ■中長期の成長戦略 3. 新規出店 新規出店は、既存事業の中ではカフェ事業が中心となってくるとみられる。成長戦略の全体像の項で述べたように、新機種店に際しては、自社物件を活用して賃料負担をなくし収益性を挙げることを優先するという方針を示していることがそう考える理由だ。また、GAME、フィットネス、ボウリングの各事業は既存店の収益拡大のめどが立ってきたため、そちらを優先するとみられることも理由として挙げられる。 カフェ事業では、複合カフェ業態での出店を模索しているもようだ。出店場所は自社ゲームセンターの一部を充当することが有力視されている。SDエンターテイメント<4650>によれば複合カフェは通常の業態に比べて利益率が高い傾向があるとのことだ。自社物件の出店を通じて高利益率の再現性を確保できれば、賃貸物件による出店を行って規模拡大を目指す選択肢も出てくるのではないかと弊社では考えている。 フィットネス事業では、同社は主力のSDフィットネスについては集客が見込まれる地方の複合施設への出店は積極的に検討していくとしている。弊社では、そうしたSDフィットネスの新規出店もさることながら、小型新業態の実験店舗への取り組みに注目している。同社は第2四半期決算に際して、ランナー層向けなど3種類のタイプの実験店舗について検討していることを発表した。これまでのところでは、そのうち1業態について来期中の出店を前提に検討が続いているもようだ。 GAME事業でも、主力業態では出店については機会を厳選して臨む一方、小型業態店舗での拡大については検討が続いている。そうしたなかでより現実味を帯びているのは、スーパ—などの商業施設内にプライズゲーム(クレーンゲームやコインゲームなど)の機器を設置する事業モデルだ。同社は既存店の収益向上に向けて新型クレーンゲームを300台導入する計画で、その結果宙に浮く既存の機器の活用という観点からも、商業施設への機器の設置は有効な施策であると弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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フィットネスクラブ、企業主導型保育園の運営等を行うウェルネス事業が主力。1918年創業。北海道札幌市に本社。RIZAPグループ傘下。オンラインクレーンゲーム等も。ウェルネス事業の成長戦略加速を図る。 記:2024/07/01