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ガイダンス・リスクのない12月期銘柄に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017/4/11 11:50 FISCO
*11:50JST ガイダンス・リスクのない12月期銘柄に注目、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 4月中旬に入り、3月期決算企業の本決算発表の季節となりますね。4/11付の「DailyOutlook」に「4~5月にかけてガイダンス・リスクのない12月期決算銘柄に注目」という記事が掲載されており、この状況下での銘柄選びに役立ちそうですので、ご紹介します。 同レポートでは国内企業の業績について、『16年秋以降の円安進行などを背景に回復基調を強めており、18/3期経常利益は前期比2桁増益に転じ、2期ぶりにリーマン・ショック後の最高益を更新する見込み』としながらも、一方でトランプ政権の政策実現性や地政学リスクなど外部環境の不透明感から『企業は次期(18/3期)期初会社計画を例年以上に保守的に見積もる公算が高まっており、いわゆる、ガイダンス・リスクが3月期決算企業の株価の上値を抑える一因となっている』と伝えています。 レポートでは、このようにガイダンス・リスクが強く意識される年は『12月期決算企業に着目した投資戦略が有効』とし、理由として『12月期決算企業は1~2月近辺で期初会社計画を発表済みであり、ガイダンス・リスクがない。そのため、企業業績の見通しに対する不透明感が弱く、株価は4月から6月にかけて、TOPIXを明確に上回る傾向がある。3月期決算企業と比しても、とりわけ5月中旬の本決算発表が一巡するまで(ガイダンス・リスクが解消するまで)の期間においては、良好な株価パフォーマンスが得られる傾向が強い』と説明しています。特に、12月期決算企業の中でも強気の期初計画を打ち出した銘柄に投資妙味があると分析しています。 これを受けて、強気の期初計画を打ち出した12月期決算銘柄として東亞合成<4045>やアース製薬<4985>、昭和シェル石油<5002>など全10銘柄を紹介していますので、詳しくは4/11付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《SI》
関連銘柄 3件
4045 東証プライム
1,520.5
11/28 15:30
+2.5(0.16%)
時価総額 178,051百万円
中堅化学メーカー。カセイソーダ等の基幹化学品、アクリルポリマー、高純度無機化学品等を手掛ける。瞬間接着剤「アロンアルフア」は知名度高い。電解製品は販売数量が回復傾向。機能性接着剤は車載用電池向けが好調。 記:2024/06/25
4985 東証プライム
5,400
11/28 15:30
-40(-0.74%)
時価総額 119,934百万円
殺虫剤等の虫ケア用品、口腔衛生用品等の日用品が柱。大塚製薬系。アースノーマット、バスロマンなどロングセラー商品多数。DOE4%目安。26.12期営業利益70億円目標。海外サプライチェーンの強化図る。 記:2024/10/21
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15