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ピクスタ Research Memo(7):PIXTA事業の深耕・進化のタテ展開と、新市場へのヨコ展開で成長を追求

2017/4/7 15:06 FISCO
*15:06JST ピクスタ Research Memo(7):PIXTA事業の深耕・進化のタテ展開と、新市場へのヨコ展開で成長を追求 ■中長期の成長戦略 1. 成長戦略の概要 ピクスタ<3416>は、2017年12月期を成長のための積極投資の1年と位置付け、これまで順調に続いてきた業績拡大が一時的に止まることを甘受してでも、将来の成長のために先行的に費用を投下することを決定した。同社の、将来成長に向けた布石は実は以前から打たれてきた。出張撮影サービス「fotowa」の開始やスマートフォン写真のマーケットプレイス「Snapmart」事業の譲受、『PIXTA』の多言語対応やタイ・台湾での市場参入などがそれに当たる。2017年12月期においては、国内PIXTA事業からの安定的な収入を活用して投資を積極化させ、布石を果実に転化させようということだ。 同社の成長戦略を図で描くと、ストックフォトのマーケットプレイスである『PIXTA』を中心に、それを深耕・進化させることで成長を企図している。言わば事業のタテ展開で、ここでは定額制販売強化及び海外展開の2点が投資のテーマとなっている。もう1つは『PIXTA』とは別の市場での事業展開、すなわちヨコ展開で、fotowa事業、Snapmart事業がそれに当たる。このように、2017年12月期の成長投資は、主としてこの4分野に対して行われることになる見通しだ。この4つの投資テーマについては後に詳述する。 積極投資後の利益成長について、同社が描いたイメージ図からは、同社が2019年12月期に大きく利益を伸ばして成長軌道に回帰することを想定していることが読み取れる。こうした投資とリターンの関係から、今回同社が取り組む施策は2017年12月期−2019年12月期の3ヶ年中期経営計画の一部だと言えるだろう。2018年12月期については現状では詳しい言及がされていないが、これは2017年12月期の投資の進捗状況を見ながら対応していく方針のためとみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」の運営を行う。素材点数は約9300万点。出張撮影プラットフォーム「fotowa」の運営等も。PIXTA事業では少量ダウンロードプランの利用ユーザーが増加。 記:2024/06/24