トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
NYダウ
11/26
44,860.31
+123.74
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 12:51:10
14,151,138
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
エネクス Research Memo(2):民生用エネルギーから産業エネルギー、電力まで顧客ニーズに応えながら発展
2017/3/27 15:01
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*15:01JST エネクス Research Memo(2):民生用エネルギーから産業エネルギー、電力まで顧客ニーズに応えながら発展 ■事業概要 伊藤忠エネクス<
8133
>は2001年に現社名に変更されるまでは伊藤忠燃料株式会社の社名で、石油製品流通業界で大きな存在感を見せていた。2000年代に入ってからは社名だけでなく事業構造においても大きな変革を推進してきた。そのテーマは「『燃料商社』から『新しい形のエネルギー企業体』へ」であり、ビジネス・モデルもかつてのBtoB主体からBtoCへと舵を切りつつある。 現在の同社は“2事業グループ4事業部門体制”を敷いている。4つの事業部門とは、「ホームライフ部門」、「カーライフ部門」、「電力・ユーティリティ部門」及び「エネルギーイノベーション部門」の4つだ。これらのうち、ホームライフ部門と電力・ユーティリティ部門を集約して「電力・ガス事業グループ」を、カーライフ部門とエネルギーイノベーション部門を集約して「エネルギー・流通事業グループ」をそれぞれ形成し、戦略構築の一体化や事業展開の迅速化を図っている。各事業部門の概要は以下のとおりだ。 1. ホームライフ部門 LPガスの販売、都市ガス供給、産業用ガスの販売、タクシー(LPガスを燃料とするもの)向けのオートスタンドの運営、太陽光発電システムなどの次世代エネルギーシステムの販売などを行っているが、中核事業はLPガス事業だ。同社は販売子会社を通じて一般家庭向けに約35万世帯に直接販売しているほか、全国の約1,900の販売代理店経由で約73万世帯に販売している。この事業の特徴は、販売価格と原料価格(コントラクトプライス、CPと略称。)との差(同社にとっての利幅)が燃料費調整制度によって一定に保たれる点だ。したがって、販売数量の確保が収益には重要なポイントとなる。 2. 電力・ユーティリティ部門 電力事業と熱供給事業を行っている。電力事業では、自社グループの発電設備による自家発電と提携先企業や日本卸電力取引所(JEPX)など社外からの購入で電力を調達し、高圧分野(工場、オフィスなどの大口需要家)、低圧分野(一般家庭や小規模商店などの小口需要家)の契約顧客に小売販売するほか、JEPXを通じて卸売販売を行っている。熱供給事業は子会社の東京都市サービス(株)(TTS)が手掛けている事業で、首都圏の18ヶ所の大型ビルや再開発エリアに電気式熱供給センターを設置して熱供給を行っている。 3. カーライフ部門 カーライフ・ステーション(CSと略称。いわゆるガソリンスタンド)の運営と自動車ディーラー事業が2本柱だ。CSの運営では、全国ベースでガソリンスタンドが減少トレンドを続けるなか、同社もその流れには抗えない部分がある。その中でCSでの事業領域をレンタカーや中古車販売へと拡大し、各CSの収益性向上を図ることに注力している。自動車ディーラー事業は2014年5月に大阪カーライフグループ(株)(以下、OCG)を買収したことでスタートした。OCGは傘下に日産大阪販売(株)を抱えており、大阪府(及び兵庫県阪神地区)をカバーする府下唯一の正規日産ディーラーとして全国でもトップクラスの規模を誇っている。 4. エネルギーイノベーション部門 産業向け事業の集合体だ。具体的にはアスファルト、船舶燃料、アドブルー(トラック等のディーゼルエンジンの添加物)、産業用燃料(重油)、などの販売を行っている。この部門も構造的な国内石油製品需要の減少傾向という逆風の事業環境下にあるが、同社では、“ポートフォリオ経営”をスローガンに、既存事業の強みを生かしつつ新規事業の開発も積極的に行い、収益力の向上に注力中だ。近年ではフライアッシュ事業(石炭灰の再利用)やスロップ事業(船舶から回収される洗浄廃油の再生利用)などを事業化したほか、法人向け電力販売など商材の多様化を進めている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
関連銘柄 1件
8133 東証プライム
伊藤忠エネクス
1,606
11/26 15:30
-1(-0.06%)
時価総額 187,711百万円
伊藤忠傘下のエネルギー商社。自動車販売のカーライフ事業、船舶燃料販売等の産業ビジネス事業、電力小売事業等も。配当性向40%以上目処。LPガスの直売顧客軒数は57万件超。31.3期純利益200億円以上目標。 記:2024/06/04
関連記事
3/27 15:00 FISCO
エネクス Research Memo(1):2017年3月期第3四半期決算は、四半期ベースでの過去最高を更新
3/27 14:53 FISCO
アンジェスMG ---椎間板性腰痛症の治療薬開発を目指し、米国臨床試験開始届をFDAに申請
3/27 14:33 FISCO
出来高変化率ランキング(14時台)~アンドール、アトラエなどがランクイン
3/27 14:31 FISCO
南海辰村---急騰、17年3月期の通期予想の上方修正を好感
3/27 14:29 FISCO
ワイヤレスゲート---経済産業省が公募する「IoTおもてなし実証事業」に参加