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注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、三菱重工、SOSEIなど

2017/3/14 11:41 FISCO
*11:41JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、三菱重工、SOSEIなど 東芝<6502>:197.5円(-17.4円) 急落。14日に予定していた決算発表が再延期される見通しになった。内部統制不備の問題を巡り監査法人から決算書類への承認を得られていないもよう。会社側は1ヶ月程度の延長を想定しているようで、関係者によると財務局側は再延長を認める方針とされている。しかし、期間については難色との報道もあり、新たな発表時期は未定。なお、再延長が認められなかった場合、3月27日までに決算を発表しなければ上場廃止となる。 三菱重工<7011>:477.2円(+28.4円) 大幅続伸。18年度に造船事業の分社化を検討していると報じられている。7月に発足する新体制では、新型船設計や環境技術などの新技術開発を活かしつつ「専業3社と連携しやすくする」ようだ。その上で、設計部門や営業部門、建造部門の分社を検討しているもよう。大型客船の建造で2500億円超の損失を計上するなど、造船部門が経営の重しとなっており、分社化による経営改善への期待感が高まる格好。 ブリヂス<5108>:4654円(-37円) 売り優勢。大和証券は、目標株価を4600円から4700円に引き上げているが、レーティングを「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に格下げしており、これが嫌気される流れに。同証券では、夏場以降の天然ゴム価格(TSR20)が190cent/kgに下落、ブタジエン価格もピークアウトするとの前提で、17年12月期の同社売上高が前期比約7%増の3兆5800億円、営業利益は横ばいの4500億円と予想しているようだ。 ゲンキー<2772>:6830円(+420円) 大幅続伸。4月10日を基準日として、1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表。分割による流動性向上に期待した買いが向かっている。また、同社は18年4月に創業30周年を迎えることから、記念配当を実施することを決議したようだ。これにより期末配当予想は普通配当10円に、記念配当2.5円を加えた12.5円(分割考慮前は25円で、前期比10円の増配)となり、支援材料となっている。 大豊建<1822>:556円(+39円) 急反発。13日の大引け後に17年3月期の通期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は71億円から95億円、最終利益は46億円から67億円に引き上げるなど、前期比で大幅減益だった従来予想から一転しての増益見通しが好感されている。連結子会社において、特に土木工事の工事採算性が向上したことが理由となっているようだ。 アルトナー<2163>:960円(+30円) 一時1065円まで上昇し上場来高値更新。17年1月期決算を発表している。営業利益は前期比28.1%増の5.53億円となり、従来予想(4.99億円)を上回って着地した。技術者派遣事業において稼働人員、技術者単価が前期を上回った。期末配当も従来予想(20.00円)から増額し、1株当たり25.00円としている(年間では45.00円)。18年1月期の通期業績については、営業利益で同12.8%増の6.23億円との見通しを示している。 SOSEI<4565>:12100円(+90円) 小幅反発。子会社Heptaresが第一三共<4568>と、疼痛緩和に重要な役割をもつ単一のGタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした新薬研究並びにライセンスに関する契約を締結したと発表している。本提携により、Heptaresは契約一時金400万米ドルと今後約800万米ドルの研究支援金を受領する。さらに、研究開発・販売に関するマイルストン及び新薬の純売上高に応じたロイヤリティを受領することになる。 クラウドW<3900>:885円(+121円) 急伸。政府が特定企業に属さずに働くフリーランスを支援するため、失業や出産の際に所得補償を受け取れる団体保険の創設を提言すると一部メディアで報じられている。損害保険大手と商品を設計し、来年度から民間で発売してもらうという。政府は契約ルールを明確にしたガイドライン作成を企業に求めるほか、教育機会の拡充も検討するもよう。クラウドソーシングサービス大手である同社は恩恵享受への期待から物色が向かっているようだ。 《WA》
関連銘柄 9件
1822 東証スタンダード
3,455
7/5 15:00
-25(-0.72%)
時価総額 62,477百万円
ダムやトンネルなどの大型土木に強みを持つ中堅ゼネコン。麻生グループ傘下。レインボーブリッジなどで実績。売上高は土木部門が伸び悩むが、建築部門は堅調。24.3期3Qは増収。損益面は売上原価の増加等が重し。 記:2024/03/05
2163 東証プライム
2,071
7/5 15:00
-13(-0.62%)
時価総額 22,011百万円
設計開発系の技術者派遣が主力。業務請負・受託等も手掛ける。ホンダやニコン、ボッシュなどが主要取引先。エンジニア総数は1100名超。稼働率は高水準維持。技術者単価は上昇傾向。配当性向は50%ベース。 記:2024/05/06
2772 東証1部
4,070
12/15 15:00
-30(-0.73%)
時価総額 63,000百万円
北陸中心にドラッグストアチェーンを展開。ドミナントエリア構築で地域シェア拡大に注力。業態別売上は300坪タイプが大幅増。食品が好調。18.6期1Qは2桁増収。17年12月末に持株会社移行に伴い上場廃止。 記:2017/12/16
3900 東証グロース
1,046
7/5 15:00
-10(-0.95%)
時価総額 15,973百万円
国内最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の運営を行う。ビジネス向けSaaS事業「クラウドログ」等も手掛ける。登録クライアント数は97万社超。サーキュレーションを持分法適用関連会社化。 記:2024/06/18
4565 東証プライム
1,608
7/5 15:00
+3(0.19%)
時価総額 131,732百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4568 東証プライム
5,750
7/5 15:00
+73(1.29%)
時価総額 11,195,446百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5108 東証プライム
6,289
7/5 15:00
-42(-0.66%)
時価総額 4,488,447百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7011 東証プライム
2,036
7/5 15:00
+15(0.74%)
時価総額 6,868,747百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08