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価値開発 Research Memo(4):世界ブランド「ベストウェスタン」の国内展開権利を持つ

2017/2/9 16:11 FISCO
*16:11JST 価値開発 Research Memo(4):世界ブランド「ベストウェスタン」の国内展開権利を持つ ■会社概要 (3)ホテル運営事業:ベストウェスタンホテル ベストウェスタンホテルは、世界最大級のワールドホテルチェーンであり、全世界の110を超える国と地域に4,100以上のホテルを展開しており、安心安全なハイパフォーマンスホテルとしてその名を知られている。客室数に基づいたホテルのグローバルランキング(2015年)では、9位(293,589室)にランクインする。特に北米で2,091軒、欧州で1,402軒のホテルがあり、欧米から日本を訪れる海外旅行客においては圧倒的な知名度を誇る。同社は、2008年に日本国内における唯一のエリア開発会社(ADO:Area Development Organization)となり、ベストウェスタンの国内展開を行っている。 日本において価値開発<3010>が運営に関わるベストウェスタンホテルは合計11棟(東北1棟、関東4棟、中部1棟、関西1棟、九州・沖縄4棟)である。主な運営形態は、1)物件所有者から賃貸をして運営するパターン、2)運営業務のみを受託するパターン、3)運営はFC会社が行うが同社が主に開業時にコンサルティングを行うパターンがある。最近3)FCのパターンが増えており、11棟中6棟をFCが運営している。また、主体はビジネスホテルだが、2016年2月に沖縄で2棟のリゾートホテルをベストウェスタンブランドで再出発させた。訪日外国人旅行者(インバウンド)の比率は高く、多いホテルでは約8割、少ないホテルでも約3割が外国人である。部屋タイプは欧米系インバウンド宿泊者の好むダブルルーム、アジア系インバンド宿泊者の好むツインルーム、トリプルルームを充実させ、インバウンド宿泊需要に応えられるよう配慮する。ベストウェスタンの設備や運営の基準は厳格であり、ベッドの大きさ、食堂のメニュー、セキュリティなど多岐にわたり、専門の査察人員が定期的に評価をする。同社は、この世界的なブランドを守り、拡大していく重要な役割を担っている。 (4)ホテル運営事業:バリュー・ザ・ホテル バリュー・ザ・ホテルは、東日本大震災の復興支援を目的として、同社が主体に運営を開始したホテルであり、宮城県に4店舗、福島県に1店舗ある。中長期滞在者が快適に宿泊できるよう、1泊2食でリーズナブルな価格(6,000円前後)、シングル個室中心、コインランドリー施設の充実などが特長である。古川三本木店513室、東松島矢本店423室など収容人数が多く、復興従事者だけでなく、大型団体・学生やスポーツ団体、通常のビジネス客などにも柔軟に対応する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《TN》
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ホテル運営会社。1912年創業。旧社名は価値開発。「Best Western Hotels&Resorts」の国内展開の権利を持つ。ココホテルズなどの自社ブランドも。ホテル店舗数・客室数の増大などに注力。 記:2024/07/01