*17:24JST きちり---2Q売上高9.1%増、プラットフォームシェアリング事業はより多様性を備えた事業に成長
きちり<3082>は3日、2017年6月期第2四半期(16年7-12月)決算を発表。売上高が前年同期比9.1%増の44.26億円、営業利益が同52.3%減の1.67億円、経常利益が同52.9%減の1.66億円、四半期純利益が同60.2%減の0.92億円だった。
KICHIRIブランドの更なる認知度向上を企図し、16年10月に神奈川県平塚市に石窯焼きのステーキとハンバーグを提供する株式会社湘南ベルマーレとの業務提携による新業態「MEAT COMPANY with Bellmare」、オムライス専門店である「3 Little Eggs」を出店した。16年12月には愛知県長久手市にバークシャー種の黒豚を使用したとんかつ専門店「黒豚とんかつ コシヒカリかまど炊き 鬼おろし とん久」の初出店を進めるなど、多様化する消費者のニーズに対応するため、付加価値の高い料理の開発や、新たな業態の構築にも取り組んでいる。また、プラットフォームシェアリング事業では、クラウドや人工知能などの最先端のIT関連技術を使って人事関連業務を行う「HR Tech」に積極的に取り組んでいる株式会社BECとの資本業務提携を行うなど、より多様性を備えた事業に成長している。
17年6月期通期については、売上高が前期比8.7%増の87.30億円、営業利益が同38.5%減の2.60億円、経常利益が同38.7%減の2.60億円、当期純利益が同39.1%減の1.56億円と、16年12月に修正した公表数値を据え置いている。
《TN》