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システム ディ Research Memo(6):金融機関向けの「規程管理システム」に注目

2017/2/6 16:07 FISCO
*16:07JST システム ディ Research Memo(6):金融機関向けの「規程管理システム」に注目 ■事業部門別動向 (3)ソフトエンジニアリング事業 システムディ<3804>のソフトエンジニアリング事業は、業種特化というよりは業務特化型ソフトウェアの開発・販売で、具体的には幅広い業種の民間企業、公益法人、学校法人等向けに、文書・契約書の管理システム等を提供している。具体的な商品には「規程管理システム」、「契約書作成・管理システム」、「マニュアル作成・管理システム」などがラインアップされている。企業・学園・公益法人等においてはコンプライアンスやコーポレートガバナンス強化が経営の最重要課題の1つとなってきており、これがソフトエンジニアリング事業を後押しする大きな原動力となっている。 ソフトエンジニアリング事業の2016年10月期は、企業のニーズにマッチした製品・仕様が評価され、着実に顧客を拡大し、2016年10月末の導入顧客数は262社に達した。収益面でも、顧客の積み上がりやサポート・クラウド契約数の増加に伴って着実に改善してきており、高収益事業への転換の道筋が見えつつあるとみられる。 2017年10月期も前期までと同様に順調に業容拡大が期待されるが、なかでも注目は金融機関向けの「規程管理システム」だ。これは従来製品に金融機関向けという業種特化型の特長を加味した新製品だ。2016年10月期にリリースされたが本格的な販売は今2017年10月期からであり、既に大手金融機関を含む複数の金融機関から引き合いが来ているもようだ。証券会社や保険会社を含む広義の金融機関は免許事業であるため、コンプライアンス強化へのニーズは他の業種よりも強いと考えられ、この新製品の成功は更なる製品開発及び事業の拡大につながる可能性があると弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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業種・業務特化型の業務支援ソフトウェアメーカー。学園ソリューション、公教育ソリューションが柱。AI機能の開発強化を図る。クラウド型会員管理・会費回収システム「Smart Hello」は引き合い順調。 記:2024/05/10