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ダイナック---16年12月期経常利益は1.6%増の9.44億円、店舗立退き補償金の受入などが寄与

2017/2/6 11:27 FISCO
*11:27JST ダイナック---16年12月期経常利益は1.6%増の9.44億円、店舗立退き補償金の受入などが寄与 ダイナック<2675>は3日、2016年12月期決算を発表した。売上高が前年同期比0.4%減の360.07億円、営業利益が同19.4%減の7.57億円、経常利益が同1.6%増の9.44億円、当期純利益が同28.3%減の2.44億円だった。 当事業年度では、気軽に美味しい魚料理をリーズナブルに楽しめる海鮮居酒屋「魚盛」や、16年11月にオープンした商業施設「京橋エドグラン」にワインバール「ヴィッラ ビアンキ」、初進出となる横浜へダイナミックキッチン&バー「響」を出店するなど、ゴルフ場レストランを含め計14店舗を新規に出店。当事業年度末の店舗数は258店舗となった。売上面では「倶楽部ダイナック(顧客会員カード)」のWeb会員登録キャンペーン等の様々な販売促進活動により売上拡大を図った。利益面では、原材料価格の高止まりや人件費の上昇、新店舗システムの導入費用などが影響したものの、入居ビル建替えによる店舗立退き補償金の受入などが寄与した。 17年12月期通期については、売上高が前期比2.5%増の369.00億円、営業利益が同32.0%増の10.00億円、経常利益が同2.7%増の9.70億円、当期純利益が同51.4%増の3.70億円としている。付加価値の高い分野の業容拡大並びに高収益構造への変革など、同社事業の強みを活かし、同業他社との差別化を図りながら収益基盤の強化に取り組んでいく方針。 《TN》
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首都圏・関西圏を中心にレストランやバーを直営展開。ゴルフ場食堂などの運営受託も。コロナ禍が直撃し、昨年末時点で債務超過に。21.12期も苦戦の見込み。親会社サントリーHDが完全子会社化に向けてTOB実施。 記:2021/04/07