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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:3年後の市場規模は1.5倍!今からでも遅くない越境EC関連銘柄を深

2017/2/1 9:14 FISCO
*09:14JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:3年後の市場規模は1.5倍!今からでも遅くない越境EC関連銘柄を深 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年1月30日10時に執筆 昨年話題になり、日本市場では一相場を築いた越境EC。 一部では、年々増加する外国人観光客をターゲットにした、インバウンド以上の経済効果があると言われています。 大相場を作ってしまったから、もう買われないのではないか?とお考えの方もいるでしょうが、それは大きな間違いです。 越境ECはまだまだこれから飛躍的に伸びていくテーマであり、今後、いっそう期待できるキーワードと言えるでしょう。 昨年の相場も序章に過ぎないと私は考えています。 今回は、そんな越境EC関連銘柄を深堀特集したいと思います。 ■越境ECって何? ごく最近の新しいテーマなので、名前だけ知っているがその概要は実はよくわからない...、いう方もいらっしゃるかもしれません。 越境EC、呼び方は『えっきょういーしー』と発音します。 ECとはelectronic commerce(エレクトロニックコマース=電子商取引)の略。 インターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引を指す言葉ですね。 ただの通信販売では?と思われがちですが、インターネットを使った通信販売はEC。その通信販売サイトをECサイトと呼びます。 対して越境ECは、自国向けのサイトではなく、外国語のサイトを設け、積極的に海外の消費者にインターネットを介して通信販売を行っていきます。 EC=国内向けのインターネット通信販売 越境EC=海外向けのインターネット通信販売 というように覚えると分かりやすいと思います。 ■驚異的なスピードで拡大中の越境EC その越境ECなのですが、世界の市場規模は驚くべきスピードで拡大中です。 国内外を含め、2018年には3070億ドル(約35兆円)に拡大するとまで言われています。 なぜそんなにも拡大するスピードが速いのか? 原因の一つとしてあげられるのが、新興国でのネット普及が拡大している影響が大きいのではないでしょうか。 現代は仕事をするとなると必ずPCを用い、個人では一人につきスマートフォンが1台の時代です。先進国ではこの10年でインターネット利用者が約2倍に増えました。 加えて、途上国のネット利用者も約5倍に増加しています。発展途上国では、携帯電話での送金インフラが整ってきているなど、携帯電話を中心とした携帯電話での経済圏の規模が拡大しています。 こうした事から、日本のみならずアメリカ、中国などが国外の市場に目を向け、世界を相手にビジネスを展開していこうという流れが加速しているのです。 自国内だけに固執するよりも、全世界に門戸を開いていく方が市場規模は大きくなります。各企業が初期コストの安価なECサイトを積極的に活用してビジネスを拡大していこうとするのは、至極当然の流れかと思います。 ■今後の越境ECの展望 世界の市場規模は2018年には3070億ドルに拡大すると予想されているのに対し、日本企業の越境ECビジネスではどの程度の伸びシロがあるのでしょうか? 日本の越境ECに対する想定市場規模は、3年後には1.5倍になると言われています。 中国の越境ECに対する想定市場規模は、3年後には2.94倍。 予想市場規模では中国には劣りますが、日本のインターネット普及率は82%を超えるとされており、ECビジネスの普及が加速すれば上振れる可能性は十分に考えられます。 また、日本のEC事業のBtoC(法人と個人での取引)伸び率は前年対比で7.6%増。 これは日本の100を超える事業の中でも10番目の成長率であり、数少ない成長産業といえるでしょう。 であるならば、対する越境ECも今後の成長期待が高く、現在の市場規模は富士でいえば四合目。 今から越境EC関連銘柄に注目し始めても、決して遅くはないといえるでしょう。 ■越境EC関連銘柄 ▽Hamee<3134> 携帯電話・スマホ向けアクセサリーを企画・製造・販売するほかECサイト『ストラップヤ』で直販を行う企業。 自社サービスの『ネクストエンジン』が、イーレディー社が開発した越境EC自動出品プラットフォームの『LISUTO!(リスト)』と連携を行ったと発表したことで今年7月に急騰しました。 割高感は否めませんが、越境EC関連銘柄としての注目度は抜群です。 ▽クルーズ<2138> 11月に中核事業をゲームからeコマースへ事業構造転換。越境ECの恩恵を大きく受けると言われています。 12月15日に越境EC事業に参入すると発表。 これに先駆けて、中国最大級ポータルサイト『SINA(新浪)』と中華圏最大の交流サイト『Weibo(微博)』の日本における広告・販売権を持つ中国新浪日本総合ネットワークグループと提携し、共同出資会社「ワールドリンク」を設立。 越境EC関連銘柄として今後が楽しみな銘柄です。 ▽アイスタイル<3660> 国内最大の化粧品クチコミサイト『@cosme(アットコスメ)』を運営する企業。 日本の化粧品に対するアジア圏の女性の関心は顕著な高まりを見せて おり、化粧品のEC販売は急成長。化粧分野の越境ECも大きな成長が見込まれます。 インバウンド、越境ECと双方から注目される銘柄です。 ▽その他の越境EC関連銘柄一覧 アウン<2459> ラクーン<3031> スタートトゥデイ<3092> 白鳩<3192> フェリシモ<3396> エニグモ<3665> 花王<4452> ライオン<4912> リブセンス<6054> ブランジスタ<6176> 高島屋<8233> 東急<9005> 西武HD<9024> トランスコス<9715> 当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。チャート画像付きでの解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けるかもしれません。 「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思います。 ---- 執筆者名:元・社長 ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏 《KS》
関連銘柄 17件
2138 東証スタンダード
636
10/2 15:00
-17(-2.6%)
時価総額 8,241百万円
ファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営が柱。GameFi事業、ランク王のメディア事業等を手掛ける。EC事業は大幅増益。投資事業組合運用益の計上などにより、24.3期3Q累計は大幅経常増益。 記:2024/04/15
2459 東証スタンダード
183
10/2 15:00
-1(-0.54%)
時価総額 1,373百万円
海外向けSEO、Web広告、SNS広告等を手掛ける。グローバルBtoB企業向けアウトバウンドマーケティング支援に経営資源配分。グローバルマーケティング領域の事業強化図る。新サービス「SEOガイド」を開始。 記:2024/06/04
733
10/2 15:00
-14(-1.87%)
時価総額 16,391百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
3092 東証プライム
4,974
10/2 15:00
-216(-4.16%)
時価総額 1,550,117百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3134 東証スタンダード
1,046
10/2 15:00
-1(-0.1%)
時価総額 17,017百万円
スマートフォンアクセサリーを取り扱うモバイルライフ事業が柱。コスメティクスブランド「ByUR」、SaaS型システム「ネクストエンジン」なども。モバイルライフ事業ではiFaceシリーズの拡販などに注力。 記:2024/09/03
3192 東証スタンダード
265
10/2 14:59
+2(0.76%)
時価総額 1,768百万円
インナーウェア特化のネット通販会社。主にメーカーから仕入れ、インターネット上の様々な店舗を通じて消費者に販売。PBやコラボブランドの売上構成比率の向上図る。「HIMICO uomo」の売上拡大目指す。 記:2024/05/08
3396 東証スタンダード
902
10/2 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 9,060百万円
服飾・服飾雑貨、生活関連品など自社企画商品中心の定期便事業が柱。フェリシモチョコレートミュージアム、神戸ポートタワーの運営等も行う。定期便事業では新規開拓、継続商品の開発強化等で顧客数の拡大を図る。 記:2024/05/16
3660 東証プライム
515
10/2 15:00
-27(-4.98%)
時価総額 38,186百万円
コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営。化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」、化粧品専門店「@cosme STORE」の運営等も。会員数は増加傾向。リテール事業は国内出店の加速図る。 記:2024/08/23
3665 東証プライム
329
10/2 15:00
-2(-0.6%)
時価総額 14,029百万円
海外ブランド・ファッション通販サイト「BUYMA」を運営。豊富な品揃えなどが強み。「BUYMA TRAVEL」等も手掛ける。会員数は1140万人超。新サービス「BUYMA VINTAGE」で需要獲得図る。 記:2024/08/23
4452 東証プライム
7,041
10/2 15:00
-9(-0.13%)
時価総額 3,344,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4912 東証プライム
1,575
10/2 15:00
-16(-1.01%)
時価総額 460,744百万円
トイレタリー用品や医薬品等を展開。オーラルケア国内首位。衣料品洗剤や石鹸も有力。ホームケア分野の競争力強化図る。薬品分野はニキビ薬等の売上が伸びる。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
6054 東証スタンダード
163
10/2 15:00
-4(-2.4%)
時価総額 4,590百万円
アルバイト求人サイト「マッハバイト」が主力。転職口コミサービス「転職会議」、ITエンジニア限定の転職サイト「転職ドラフト」等も展開。マッハバイトは投資強化で成長加速図る。大手顧客との取引拡大は順調。 記:2024/06/28
6176 東証グロース
643
10/2 15:00
-29(-4.32%)
時価総額 9,372百万円
企業プロモーション支援プロジェクト「アクセルジャパン」の提供、旅行電子雑誌「旅色」の発行、ECサポートやWebサイト制作・運営等を行う。NEXYZ.Group傘下。アクセルジャパンの新規、更新売上が順調。 記:2024/07/02
8233 東証プライム
1,151
10/2 15:00
-12(-1.03%)
時価総額 377,131百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
9005 東証プライム
1,817.5
10/2 15:00
-15(-0.82%)
時価総額 1,135,701百万円
私鉄大手。東京都南西部から神奈川県東部がコア路線。バス、ホテル・リゾート、商業施設なども。交通事業は大幅増益。輸送人員は定期、定期外ともに増加。不動産賃貸業などは好調。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/13
9024 東証プライム
3,106
10/2 15:00
-22(-0.7%)
時価総額 1,004,676百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04
9715 東証プライム
3,550
10/2 15:00
+15(0.42%)
時価総額 173,219百万円
デジタルマーケティングやECワンストップサービス、コンタクトセンターサービスのCXサービスが主力。BPOサービス等も。大手企業中心に約3000社と取引実績。アジア中心にグローバルでの事業展開加速を図る。 記:2024/06/04